無敵の私
ここからは、頭がハロウィンになります。
Sound Horizonの「ハロウィンと朝の物語」という楽曲の話。
2024年11月13日から配信されている7曲を、誇張でもなんでもなく、起きている間はずっと聴いている。
聴きながら創作活動をするとバフがかかり、いつもより多く書ける。凄い。
何故そんなことになっているかというと、
Revo(アーティスト)氏に、「君にも作詞が出来る」と言われた気がした。
私は文筆家の端くれであり、作詞もするので、がんばろうと思えた。
この楽曲群は、全体的に創作讃歌であり、人間讃歌でもある。
ペンを取るか? 剣を取るか?
私は、すでにペンを持っていた。怒り・憎しみ・呪いを、自分が美しいとした作品に昇華し、生きていた。
ハロウィンと朝の物語は、創作者への祝福だと思う。
この曲を聴いた時、もしも私がペンを持つことをやめていたとしても、「もう一度信じてみよう」と、ペンを取ったのではないだろうか。
物語の力を信じたい。私の書いた物語が、誰かに届いていると信じたい。
幼い頃から本の虫だった私は、血縁者に「将来は小説家かな?」と言われていた。
国語の成績がよく、学年トップだった私は、教師や塾講師に褒められていた。
でも、「小説家になれる」とは思わなかったし、「小説家になりたい」と口にしたこともない。
無責任に褒めるな。そう思っていた。
だが、地獄の門をくぐったのは、自分の意思で。創作者という業を背負ったのは、私の選択だ。文筆家を名乗ると決めたのも、そう。
以前、めちゃくちゃな腹痛のせいで救急車を呼んだ時に、「職業は?」と訊かれた際に「ライターです」と、嘘ではないが真実でもない返答をしたのは内緒だぞ。
私が文筆家と名乗っている理由。
小説・エッセイ・シナリオ・台本・短歌・作詞・ネーミングなど、色々やっているから。それだけ。
しかし、文筆家って、響きが胡乱ではありませんか? だから、「ライターです」とか言っちゃったんですけれど。
まあとにかく、私は、何があっても筆を折れないのだと思う。
剣の代わりに取ったペンを走らせて生きていくつもりだ。
いつまでかは分からないけれど、しばらく私は、無敵のハロウィンを続ける。
さて、ここで、サンホラのっていうかRevo氏のオタクにクエスチョン。このエッセイには、いくつサンホラ及びリンホラが元ネタのものがあるでしょうか?
答えは、CMの後!
そろそろ、まとめに入りろう。
私というあなたの胡乱な隣人は、あなたを祝福します。
ペンを持ち続けてほしい。何があっても。
これは、呪いでもある。魔女の面目躍如。
では、タイトル回収もしたので、終わります。
お読みくださり、ありがとうございました。
創作者への祝福と呪い 霧江サネヒサ @kirie_s
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