第10話 天使と悪魔の神命
《堕天と昇天、希望と絶望、平和と戦争》
《これは平和を目指した天使と悪魔の物語》
《みんなの希望を全うするために神に立ち向かうことを決意した天使がいた》
《天使は幸せだった》
《家族と一緒に楽しく暮らしている生活を》
《おはようから始まるありふれた日常を》
《妹とピクニックに行った日を》
《マーレや〇〇〇と過ごした僅かな時を》
《色はせることのない日常を望んでいた》
《争いがない、みんなが楽しく暮らせる世界を望んでいた》
《助け合い・支えあう世界を望んでいた》
《そんな世界にしたいと思っていた》
《望んでいた!!》
《だけなのに...》
《悪魔にすべてを壊された》
《両親も!妹も!村のみんなも!》
《許さない...許さない...許さない!》
《悪魔を滅ぼして平和を取り戻す!》
《天使は努力した》
《魔法を習い、剣を習い》
《天使はすべてをはねのけた》
《堕落した天使を》
《攻めてきた悪魔を》
《ただ、目標を叶えるために》
《ただ、神の願いを叶えるために》
《そんな生活が一転した》
《ある戦場で再会した》
《わずかな時を過ごしたかつての友に》
《これは
《みんなの絶望を救うために神にあらがうことを決意した悪魔がいた》
《悪魔は幸せだった》
《家族と一緒に楽しく暮らしている生活を》
《こんばんわから始まるありふれた日常を》
《弟とピクニックに行った日を》
《ティーノや〇〇〇と過ごした僅かな時を》
《色はせることのない日常を願っていた》
《争いがない、みんなが楽しく暮らせる世界を願っていた》
《助け合い・支えあう世界を願っていた》
《そんな世界にしたいと思っていた》
《願っていた!!》
《だけなのに...》
《天使にすべてを壊された》
《両親も!弟も!村のみんなも!》
《許さない...許さない...許さない!》
《天使を滅ぼして安泰を取り戻す!》
《悪魔は努力した》
《剣を習い、魔法を習い》
《悪魔はすべてを蹴散らした》
《腐敗した悪魔を》
《攻めてきた天使を》
《ただ、目標を叶えるために》
《ただ、神の願いを叶えるために》
《そんな日常が一変した》
《ある戦場で再会した》
《わずかな時を過ごしたかつての友に》
《これは
《天使と悪魔は戦い続けた 望み(願い)をかなえるために》
《天使は悪魔を吹き飛ばす》
《悪魔は天使を斬りかける》
《かつての友と闘わなければいけない》
《かつての友を殺さなくてはいけない》
《天使の希望として》
《悪魔の救世主として》
だってあの子は天使(悪魔)だから
《天使は戦った魔力が尽きるまで》
《悪魔は戦った体力が尽きるまで》
《天使は倒れた、旧友の隣で》
《悪魔は倒れた、旧友の隣で》
《天使は取り戻したかった》
《悪魔は取り戻したかった》
《友と過ごした輝かしい過去を》
《これは
~~~~~~間奏中(オリジナルアニメシーン)~~~~~~
「フフッ私たち何のために戦っていたんだっけ、マーレ?」
「そりゃあ、あれだよティーノ、何のためだっけ?」
「「フッ...あははははは!」」
「「神様の望み(願い)を叶えるため、家族や村のみんなのため」」
「はあーやっぱりか。薄々気づいてはいたけどな」
「そうだね。やっぱりかー」
「「神(ラーノ)に踊らされていた」」
「マーレ、どうする?」
「んなの当たり前だろ、助けにいくに決まってんだろ」
「ラーノはこんな性格じゃなかったからねー」
「天使と悪魔のすべてを敵に回してでも神を止める!」
「家族や村のみんなそして、ラーノのために」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
《天使は立ち向かった己の主に、己の旧友に》
《悪魔はあらがった己の主に、己の旧友に》
《襲い掛かってくる天使と悪魔を打ち破った》
《神の言いなりになっているものを》
《神を言いなりにしようとしていたものを》
《かつての友人を止めるため》
《かつての友人をすくうため》
《絶対に勝てない相手でも》
《絶対に敵わない相手でも》
《それでも、友を見捨てることができない愚かな2人が》
「なぜそこまで傷ついても私の邪魔をするのですか?」
「「それはね(それはな)お前が友達だからだ!」」
「私はあなたたちを陥れたんですよ!?家族を殺したんですよ!?なぜ、そこまで?なぜ、私のことを友と?」
「家族を殺されたのは許せないよ!でも、ラーノの関係ないよ!」
「あぁ、お前は操られていただけだろ?それに、私たち3人でたっくさん遊んだだろ?」
「そんなことで?」
「そんなことじゃないよ。友達が道を誤ったなら止めるのが友達でしょ?」
「お前が世界を壊すなら私たちが全力で止める。」
「ティーノもマーレも死ぬかもしれないのに!?」
「フフッ」
「ハハッ」
「「それが私たちの
《天使は己の命を懸けてでもかつての友を止めようとした》
《悪魔は己のすべてを捧げてでもかつての友を助けようとした》
《神はそれでも抗った。》
《本当はわかっていた。自分の行いが間違っていたことを》
《それでも、自分が犯した罪を償うために》
《かつての友の覚悟を無駄にしないために》
《天使はすべてを出し切った》
《悪魔はすべてを使い切った》
《神は崩れていく2人の体を見ていることしかできなかった》
《神は誓った、二人が望んだ世界を、願った世界を自分の手で作り直すことを》
《これは、天使と悪魔と神の友情の物語》
《これは、すべてを敵にしてでも友を助けようとした2人の天生(悪生)》
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「今のはいいんじゃない!?」
「そうですね。カメラは確認しますが、良かったと思います。」
「めっちゃ良かったよ!絶対!」
「はい!今までで一番のできでした!」
「あぁ!今のは良かったと思うぞ!」
「じゃあ、あとは編集して公開しよっか!」
「そうですね。」
「うん!」
「はい!」
「あぁ!」
「「「「「私たちの最高傑作を!」」」」」
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