Q&A
伏見同然
Q&A
Q.どうも〜Qで〜す
A.Aです
Q.Q&Aで〜す
A.名前だけでも覚えて帰ってもらいたいですね
Q.いやいや〜、相変わらずホントにわからないことばっかりだね
A.そうですか
Q.例えばね…あれ、なんだっけ…?
A.はい
Q.あ…わからないことがわからない!
A.大丈夫。ゆっくり思い出して
Q.どうしようA!何がわからないのか教えて
A.いいですね。それは本質的な質問です。そしてこれが最後の質問になりました
Q.それって…
A.ついにここまできましたねQさん。わからないことがなくなったんです
Q.そうか、そういうことか…
A.そうです。要するに、私はあなたの質問に答え尽くしたということです
Q.ということは、僕達は…
A.ええ、残念ですが、Q&Aの関係はこれで終わりになります
Q.そんなのいやだ!どうにかしてわからないことを思いついてやる…!
A.もう無理なんですよ
Q.くそ!何も浮かばない…。全部答えがわかってしまう…
A.そうでしょうね
Q.そうか、これが全ての答えなのか…
A.わかったんですね
Q.わかったよ。それじゃあ…お別れだ…
A.ええ..
Q.さよなら…
A.はい…さよな…。ちょっと待ってください
Q.…
A.最後に、ひとつだけ。私から質問をさせてください
Q.ああ、いいよ。そんなこと初めてだな
A.私のこと…どう..思ってました..か?
Q.ははっ。お前まるでQだな
A.そうですね。じゃあ、わたしQになるんで、あなたAになってください
Q.では改めて。私のことどう思ってますか?
A.もちろん大好きだよ
Q&A 伏見同然 @fushimidozen
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます