第9話 夢から醒めて
――――――夢の中。
「ったく、やったの?」
「やりました…」
「終身刑だな。」
「…せめて3日とかにしてよ」
「ダメだ。」
自宅のソファで夢の中の翔に肩を抱かれていた。
「僕を泣かせるなって言ったよな。」
「言われた」
「泣いてんじゃん」
「ごめん」
「
「優しかった。」
「……ずっとこっちにいるか?」
「…いや、いい。」
「いいの?」
「いい。」
―――――――――――――――夢から覚めて。
「かけ。本当にごめん。」
腕の中で眠る翔に心から謝った。
翔は微笑んでいた。
「…かけ。愛してる。」
「…僕もだよ。」
―――――――――――――――fin,
甘い狼 海星 @Kaisei123
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます