第26話 獣人の思い(ニアの場合)
ニア視点
私達は、レオンの指揮の元森羅の森という場所の調査に入っていた。
そこは豊かな森であり住みやすい地だと思った私達は、ある村を見つけた。
その村は竜を主とする鬼達の村だった。
レオンがその竜…ミロクさんと話している時に、私は彼の綺麗な心に惹かれ始め、ミロクさんのことを気にするようになっていた。
レオンの声の元、私達は1度戻る事になり、名残惜しく思いながら集落へと戻った。
しかし、集落に着くと、レオンは獣人を集めてミロクさんの村に襲撃することを宣言していることを知り、リルとクシナと共にミロクさんに報告しに向かった。
ミロクさんに報告すると、私達も協力して戦って村を守ることになった。
私達3人は何とか獣人を無力化し、レオンを睨みつけて警戒する。
しかし、私達の警戒は意味が無く、レオンのスキルに落ちてしまい、レオンの命令を聞き服を脱いでいってしまう。
下着まで脱ぎそうになった時、空からミロクさんが現れ、私達を遠ざけると私達の為に怒り、レオンを殺していた。
そんな所を見た私は、ミロク様が私の為に怒ってくれていることを嬉しく思うと同時に、惚れている事に気づいた。
「ミロク様……私の忠誠を貴方様に。
私の脅威を取り除いてくれたと同様に、貴方の脅威は私が全力で取り除きます」
私は、ミロク様がレオンにまだ攻撃しているのを見て、人知れず騎士のように跪いてそんな事を宣言した。
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