閑話休題

第22話 trainさんの行方

種子島で 祝賀会が開かれていた。


「懸案でありました、あけつき搭乗員にtrain君が志願してくれた。

決死の覚悟で玉砕を敢行する。特攻の先駆けとなれ、軍神になれ」


別れの水杯に涙で皆は送りだし、H2ロケットに搭乗。

天候不良で取り止めの前回とは違う。

「ああ、これで終わりだ」  つぶやくtrain搭乗員。


3、2、1発射   ちゅーど~ん

高く上がるロケット。


ホウクウドは、 「これで地球の平和が。 煙が目にしみるぜ」 と男泣き。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る