案件27.もったいない精神
リンドーとモズロウが変異した
リンドーが変異する
対
「大人しく投降すれば、串刺しにならずに済むよ」
「だれが・・・!」
しかし目の前に獲物があるのにそれが出来ないのは、二人の
背中に翼を生やし2本の槍を構える
「正義の名のもとに投降しろ!!」
射撃を得意とする
「リンドー、奴を廃棄食品に近づけず少しずつ削っていくよ」
「了解です、モズ先輩!」
カネリファイヤとリチャウターは、
「手を貸したら、かえって邪魔になりそうだな・・・」
「オレ様の出番もなさそうだな!」
その時リチャウターは、別方向から放たれた飛び道具に気づき手で防御した。なんと6体の
「同胞の敵を取らせてもらうぜぇ」
「お前たちを倒して手柄を上げてやる!」
「闇の赴くままに!」
「こんな時に
「歓迎するぜクソ野郎どもぉ!!」
「モッタナイは僕が押さえる、リンドーは
「了解!」
26日11時3分、廃棄食品をめぐる戦いは、
両陣営の肉体と武器がぶつかり合い、激しい技の応酬が繰り広げられた。
「聞いたぜ
「お前らに代わって処分してやるよ!!」
そう言って
「しまった!」
その時モッタナイが
「なにっ!?」
銃弾の直撃を受けたモッタナイは、その場で倒れてしまった。
「飢餓を・・・撲滅・・・!」
「この人は本気で、飢えに苦しむ人々を救けようとしてるんだ!」
「お前にも、正義があったのか・・・」
「おいおい、なんで生ゴミを守ったんだ?」
「生ゴミだと・・・!」
「食い物を粗末にするヤツらは、ゲキアツにしてやるぞ!!」
「モッタナイに代わり、この手で守ってみせる!!」
「正義に代わって、お前たちを撃つ!!」
「君たちは串刺し刑だ」
「くそっ、今日はこれくらいにしてやる!」
『ジャスティバレット!!!』
巨大な御札型の誘導弾が放たれ、それに気づいた
「ぎゃあああああ!!」
一方
『シュライクメント』
そしてもう片方の槍を上空に投げると、10本に分裂し
「ぐえええええ!!」
二人の
『チャンプファイヤー!!』
『
「何故だあああ!たかが生ゴミなんかのためにいいい!!!」
残り三人の
食べ物の恨みは恐ろしい、我々も気をつけなくてはならない。
11時29分、
「あなた方は、モッタナイこと
同日13時14分、4人は手錠をかけられたメグムを連れてキガボクメツに赴き、代表のガスターと職員たちは申し訳無さそうな表情をしていた。
「大変申し訳ございませんでした。
「そんな時
「・・・・・」
(
「我々は彼女の熱意に感化され悪事であるとわかっていながら、盗んできた廃棄食品を恵まれない人々に渡し手を貸していました」
「責任は我々にあります、どうか
「ちがう、私が彼らに協力するよう脅したんです!悪いのは私だけなんです!」
メグムとガスターたちは互いを庇い合うが、
「仮に後者だった場合、アタシたちに助けを求めるチャンスはいくらでもあったはずです。それを怠り協力した時点で、あなたたちの行いは正義に反します」
「キガボクメツの活動は休止、場合によっては解散も覚悟して下さい」
「そっそんな!!」
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