家に帰ると持ち帰ったストールを

どうするか考えた。

携帯で調べた所、

ホームクリーニングして返してあげるのが

いいのだとか…

とりあえずホームクリーニング専用の洗剤で洗うことにした。

洗い終わり乾燥機にかけ明日返そうと意気込むが、莉世の連絡先を知らないことに気付いた。

明日もし出会うことができたら、

交換してもらおう。

洗濯機の前でそう思いながら、

父親からきた連絡の返事を考えていた。

明日は金曜日なので、

学校終わりに寄ろうとおもい、

やっとのことで

「明日学校終わり次第帰ります。」

と、返信したのだった。

送った連絡に既読がつき、

とくに返事は返ってこなかった。

それをひと目見ると携帯を手放し

特に減ってもいないが充電器へ繋いだ。

きっと明日は疲れるであろうから

夜ご飯は軽く済ませサッとお風呂に入り

日付が変わるまでに意識を手放した。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい