第2話
私、
特に何かやりたい事はなかった。
強いて言えば…
楽に就職してある程度お金に不自由のない暮らしをするために早く出世したいな〜
なんて、高校の頃に思っていた為
大学の推薦を貰えるよう真面目な学生生活を送っていた。
日頃の行いが良かったのか難なく推薦をゲットすることが出来た。
先にAO入試で専門学校が決まっていた、
友人の
にその事を報告すると
まるで自分の事かのように喜んでいた。
高校3年間同じクラスで過ごしてきたので、
大学からはこの可愛い可愛い私の親友と一緒に過ごせないのか…と少しセンチメンタルだ。
高校生活というのは早いもので、
あっという間に卒業式を迎えてしまい、
出席番号順で隣に座る桃が大号泣している。
そんな桃を見てフフッと笑みをこぼしつつ
4月から大学生か…
と考えていると卒業式が終わってしまい
高校生活の幕が降りた。
猫と猫のバカシアイ 露利 @mya_kana
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