希死
先を越された。僕がtwitterで病みツイとかをしてる間に彼女はこの世を早期リタイアしてしまった。
一番不幸なのはもう僕ではなくて、だから死んではいけなくて、けれど世間的に見れば僕も相当可哀想だから親友に奢るから飲みに行こうと誘われた。
僕は今、彼女に死なれた可哀想な男で、彼女という主人公を引き立たせるための人間にすぎなかった、耐えられなかった。
僕には所詮花をそえるだけの役割しかなくて、飛び降りる物語の花形ではないのだと思い知らされた。
無性に死にたかった。けど脇役だから死ねなかった。
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