トランプについて
山札からトランプの札を引くことで、【場所】・【現象】・【脇役】・【手がかり】が発生する。【取材対象】には、トランプの札に対応する一覧が用意されている。引いた札をもとにその表を参考して、【場所】・【現象】・【脇役】・【手がかり】を発生させよう。もし今までの展開にそぐわないとしか思えない札を引いた場合、その札を捨て札にして、代わりに自分で新しい物事を考えること。
トランプのスートに応じて、発生する物事の種類が決まっている。
・ハート:【場所】
・ダイヤ:【現象】
・スペード:【脇役】
・クラブ:【手がかり】
【場所】(ハート)
新しい【場所】に移動するたびに【場所】カードを1枚引く。
【場所】一覧には、それぞれ【場所】の簡単な説明と、取材のフックとなる事柄が書かれている。明確に行きたい【場所】があったとしても、〔生徒〕たちは【場所】カードで引いた【場所】に行く(自主的であったり、寄り道であったり、道に迷ったり)。
ただしすでにカードを引いた場所には何度でも再訪できる。その場合は、改めてカードは引かない。
【現象】(ダイヤ)
【場所】カードが引かれ、その説明を終えた後、すぐに【現象】カードを1枚引く。もしくは「【現象】カードを引く」と指示された場合、【現象】カードを1枚引く。
【現象】一覧には、それぞれ起きうる【現象】案が3つ書かれている。【場所係り】は3案の中からどの【現象】が起きたのかを1つ選択し、【場所】にからめてあいまいさを埋めて説明すること。
【脇役】(スペード)
【脇約】が出そうだ、という時、もしくは【脇役】カードを引くと指示された場合、【脇約】カードを1枚引く。誰が言いだしてもよい。
【脇約】一覧には、それぞれ【脇約】の説明とロールプレイの指針が書かれている。
【脇約係り】が、そのシーンではその【脇約】をロールプレイする。
【手がかり】(クラブ)
《一般ムーヴ》の《発見》に成功するか、《専門ムーヴ》の結果に「【手がかり】カードを引く」とあった場合、【手がかり】カードを引く。基本、手がかりは【場所】1か所につき1度しか引けない(一度に複数枚引くこともある)。
【手がかり】一覧には、それぞれ発見できる【手がかり】案が3つ書かれている。
どの【手がかり】も意図的に幅広い解釈ができるように書かれている。【手がかり係り】は3案の中からどの【手がかり】が発見されたのかを1つ選択し、そのあいまいさを埋めて詳しく説明すること。
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