プレイの流れ
プレイ
セッションは【導入】・【調査】・【解決/執筆】の3フェイズからなり、その順に進行する。【調査】は複数の【シーン】で構成されているが、残りの2つは単独の【シーン】で構成されている。
【導入】フェイズ
【班長】が【取材対象】の【状況】を読み上げる。【問】があれば、全員でそれについて考え1つの答えを出そう。【今いる場所】がスタート地点となる。
状況を把握し、新しい場所に移動してもよい、となったら、【導入】フェイズは終わる。
【調査】フェイズ
メインパート。取材を行うフェイズで、【シーン】から【シーン】へと渡り歩いて、【手がかり】を探し求める。
高校生たちには授業があり、部活があり、そして塾やバイトがあるため、基本的に1つの【シーン】が終わると1日が終わる。
【調査】の目的は、【導入】で提示された謎を解決するのに十分な【手がかり】を集めることである。
十分な【手がかり】を集めたとプレイヤーたちが判断したら【調査】フェイズは終わる。
【シーン】の流れ
【シーン】の基本は【場所】である。
【取材対象】での一番初めの【シーン】では、【班長】が【場所係り】になる。【班長】の左隣のプレイヤーが【脇役係り】に、【班長】の右隣のプレイヤーが【手がかり係り】になる。
行ったことがない【場所】に行く場合、【場所係り】が【場所】の山札から札を1枚最ひく。【取材対象】の【場所】一覧のうち、その札に対応した項目の説明を読み上げ、【演出】に答えること。状況をより詳しく知りたければ、他のプレイヤーは質問してもかまわない。【場所係り】は自由に回答できる。
【場所係り】はさらに【現象】の山札から札を1枚ひく。【取材対象】の【現象】一覧のうち、その札に対応した項目から1つ選んで読み上げ、それが現在の【場所】とどうかかわっているのか説明する。
すでに引いた札の場所に再訪することもできる。その場合、新たにカードを引く必要はない。
あとは《ムーヴ》を使ったり、会話をしたりと、シーンは進む。
【シーン】中、【脇役】が出てくると思われる場合、【脇役係り】が【脇役】の山札から札を1枚引く。【取材対象】の【脇役】一覧のうち、その札に対応した項目を読み上げ、その【シーン】でそのNPCを演じる。
《一般ムーヴ》の《発見》に成功した場合、または【手がかり】を入手するよう指示された場合、【手がかり係り】が【手がかり】の山札から札を1枚引く。調査対象の【手がかり】一覧のうち、その札に対応した項目の選択肢から1つ選び読み上げる。それが発見された【手がかり】だ。
まだ【手がかり】が集めたらないのであれば、新しい【シーン】に移る。この時、【場所係り】【脇役係り】【手がかり係り】は、左隣のプレイヤーに受け渡される。
満足いくだけ【手がかり】を集めたと判断したなら、【解決/執筆】フェイズに移る。
【解決/執筆】フェイズ
発見された【手がかり】をもとに、【取材対象】に用意された謎を解くため、プレイヤーは自由に議論しよう。
謎の答えは用意されていない。プレイヤーが自由に決めてよい。筋道がたったなら、《一般ムーヴ》の《解明》を実行する。
成功であれば、その筋道が真実だと明らかになる。
失敗であれば、よくある糞ブログのように集めた【手がかり】だけを列挙して、最後に「ですが謎の答えはわかりませんでした」と結んだ発表を行うことになる。
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