第74話 手紙

※ラース視点


最近毎日が苦しい。


これまで蚊が止まっているな〜、くらいの痛みだったものもすべてかなり痛くなった。


毒を飲まされては吐きそうになり、殴られては痛みを感じる。


毎日出される水は毒と痛みをより感じさせる薬入り。


飲まないわけにはいかないのだから、結局飲んでしまう。


白馬の王子様でもこないかな〜!


…暇だし。




===

※教皇視点


ラースくんは、いまだ許してください、助けてください、と泣きついてこない。


私が求めているのは君の屈服する顔なんだ。


君はどうすれば絶望した顔をしてくれるのか。


答えは簡単。


彼の大事なものを、ぶっ壊すこと。


私は筆を執り、紙に文を書き始めた。


ちょっとファンタジーな方が面白いよね。


きっと、飽きはしないでしょう。




===

※リオナーガ視点


俺のもとに鳥が飛んできた。


その鳥の足には瓶がついていて、その中には手紙が入っていた。


『皆さんお久しぶりですね


君たちのことだからきっと、ラースくんを助けようとしているのでしょう


そんなあなたたちに朗報です


ラースくんの居場所のヒントを差し上げましょう


・もう彼はあなたたちと同じ国には居ない


―――――――――――――――――――

       | 街 |

山   |――――――

         |  

―――――――――|

   | |   ここに行け

   | |     ↓

  |川|      🔴

| |

  |  |     森

――――――――――――――――――――


せいぜい頑張ってください

               ―終―

            

              ―魔教皇―』


…ふざけてるな。



===

第74話投稿しました〜!


どうでもいい話↓

===


リオナーガ「ふざけてるな」


作者「きゃー!こわーい!」


リオナーガ「………」


===


さて! 少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!


読んで頂き、ありがとうございました~!

<(_ _)>ペコッ
















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