第42話 敗北
※リキ視点
俺はすぐに臨戦態勢に入る。
しかしそれより先に、魔物の拳が俺の体に突き刺さる。
体勢を崩し、頭に強い衝撃を受ける。
そこからは、一方的にやられまくる。
抵抗すらできず、攻撃を受け続ける、
そして一発顎にアッパーをくらい、そこで意識がなくなった。
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※タグリ視点
リキへ向かうも、助けは間に合わなかった。
そして魔物たちの標的は、僕らになった。
魔物は一斉に兄さんを狙い始めた。
ここから魔法を撃てば、兄さんにも当たる。
クソッ!
結局僕は、兄さんがやられているところを見ている他なかった。
兄さんが倒れる。
一斉に魔物たちは僕の方に向かってくる。
必死の抵抗も虚しく、多勢に無勢で、いつの間にか意識を失っていた。
===
※フィン視点
異変に気づき、僕とロイドさんは走り出す。
しかし、それはいささか遅かったようだ。
魔物の視界に入った瞬間、大量の魔法が飛んでくる。
その中を突破してくる魔物。
結局、何もできず、僕らは倒された。
===
※クリス視点
フィンくんに一歩遅れて現場に駆けつける。
そこはまさに、死の場と仮していた。
戦っていたのであろう友が倒れ、魔物の進軍が続く。
弱者は死ぬ。
僕の中で、恐怖からか何かが芽生えた。
「初級魔法 大量の氷」
氷を作る。
ただの、初級魔法。
だけどそれは、単体で使ったときに限られる。
「超級魔法 融解!」
使い道のなかった、僕が使える最上級の魔法。
僕がみんなを、救うんだ!
===
キリがいいので、ここで42話は終了です!
クリスくんの覚醒です!
次回をお楽しみに―!
さて! 少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!
読んで頂き、ありがとうございました~!
<(_ _)>ペコッ
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