第43話 覚醒

※クリス視点


戦っていて一つ、分かったことがある。


今の侵攻よりもさっきの侵攻のほうが、さっきの侵攻よりも最初の侵攻のほうが強い。


つまり、強いやつを先に倒したかったんだ。


極論、ラースくん潰しだ。


僕は、ナメられているんだ。


そこに無性に、腹が立つ。


だからか今、なぜか異様に体が軽い。


「超級魔法 吹雪アイスブリーフ


魔物の動きを止めて攻撃を止ませる。


「上級魔法 氷の刃アイスナイフ


鋭く尖った氷が、魔物を貫通する。


…この前、歯が立たなかった隊長級。


それ以上の魔物に、僕は対等に戦えている。


「超級魔法 氷柱つらら


空から、氷が降ってくる。


「上級魔法 氷の矢アイスアロー


魔力量はラースくんとは天と地ほどの差がある。


だから、上級魔法と超級魔法を組み合わせて攻撃する。


「超級魔法 初雪はつゆき


ここで魔物が、吹雪による拘束を突破する。


…そのための、初雪はつゆきだッ!


足を滑らせ、魔物が転ぶ。


そこに作っておいた、氷の柱。


それが魔物に突き刺さり、絶命させる。


[温暖化ホットランド]


チッ!


魔物の魔法によって、氷が溶ける。


それと同時に飛んでくる大量の魔法。


…こういう不利な状況でこそ、 燃えるのが男でしょ!



===

覚醒とは


何らかのきっかけにより、能力が格段に上がる現象。


ラースの場合…ギース、イーズ、村の人々、軍隊の人々、そしてマリーの死亡。


クロコの場合…『軍隊を一から学ぶ!基礎編』を読んだこと。


リキの場合…クロコと同じ


ロイドの場合…クロコと同じ


フィンの場合…クロコと同じ


タグリの場合…クロコと同じ


ジャックの場合…クロコと同じ


ノアの場合…クロコと同じ


ルークの場合…クロコと同じ


クリスの場合…圧倒的不利な状況での戦闘



===

第43話投稿しました〜!


今回短く、、、申し訳ございません。


さて!少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!


読んで頂き、ありがとうございました~!

<(_ _)>ペコッ













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