第40話 代役
※リオナーガ視点
タグリの魔法で、魔物達が一瞬止まる。
今だッ!
「上級魔法
魔物たちの前に回り込む。
一時遅れてタグリ、ジョージが追いついてくる。
1,2,3,4,…
29体か。
「超級魔法
当たった魔物の大半は、倒せている。
俺の一番の魔法なんだ。
そんくらいしてもらわないと困る。
[
一番強そうな、奥にいる魔物が魔法を展開する。
黒く大きい器のようなものがでてきて、攻撃が消え去る。
と、同時に吸い込んだ攻撃がこちらに向かって飛んでくる。
「上級魔法
防御魔法で防ぐ。
攻撃を消し去られるのだから、あいつを倒してからではないと意味がない。
「タグリ、ジャック。雑魚どもの相手は頼む」
そう言い残し、
「上級魔法
魔物の目の前へ。
至近距離からの、一撃。
「上級魔法
あいつが魔法を展開する前に、届けばあいつの魔法の意味はない。
魔法をはなッ
!!!
ズズッ
魔物の影から、何かが現れる。
そして剣が飛んでくる。
…危なかった。
反応するのが少しでも遅れていれば、殺されていた。
影魔法で潜んでいたのか。
こいつ、強い。
「超級魔法
===
※タグリ視点
「雑魚どもの相手は頼む」
リオナーガがそう言って、走っていく。
雑魚ども?
ふざけた人だなぁ。
全員隊長級以上の奴らだよ?
だけど、彼なら考えがあるんだろうな。
手伝ってやるか。
「兄さん」
「わかってる。 連携魔法 緑のカーテン」
近くの魔物の顔に大量の葉っぱが被さる。
目隠し代わり。
「連携魔法 大木樹立」
魔物を生えてきた木が突き刺す。
オッケー、この調子。
===
※クロコ視点
大量のけが人がいたから、保険室で治療を手伝っていた。
そんな中、運ばれてきたのは、ラースくんだった。
かなり酷い状態。
外傷だけでも治しておかないと!
「治癒魔法
…私が役に立つのは、思ったより早かったみたいだね。
===
※???視点
「本命はこっちだったんだ。大勢の奴らの覚醒。リオナーガとやらの登場。予想外の出来事があるが、そんな微細な出来事で倒されるほどやわな計画じゃないんだ」
暗い部屋の中で彼が手を動かし、一体の魔物が作られた。
不気味な笑い声とともに。
===
登場人物紹介(ラース、リオナーガ、タグリ、クロコ、ルーク、ノア以外)
カイル・フィード
男
A組の担任。
イケメン。
頭が良い。
とても強い。
ロイド・ミッドウェイ
男
メガネを掛けている
イケメンの部類。
2年生トップレベルの学力を誇る。
妹がいる。
リキ・デリー
男
まさに脳筋中の脳筋。
力が強い。
頭は良くはない。
いじられキャラ。
ジャック・サクソン
男
しっかりした兄。
ちゃっかりもの。
愛されキャラ。
フィン・オッペン
男
現在学園No.2
冷静沈着。
===
第40話投稿しましたー!
筆者、今頃になってジャックくんをジョージと書いていることに気づきました。
直していきますので、そこは御愛嬌。
さて!少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!
読んで頂き、ありがとうございました~!
<(_ _)>ペコッ
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