第33話 ノアとの戦い

中間考査、総当たり戦。


ちゃくちゃくと進んでいく試合。


現在、5試合が全員終了している。


現在の勝敗は、以下の通りだ。


====================


ラース・リーグス   5勝0負 1位

リオナーガ・サガ   5勝0負 1位

ルーク・フィールズ  5勝0負 1位

ノア・ジョンソン   5勝0負 1位

ラバー・ランドリー  2勝3負 5位

アンドル・ベッカ   1勝4負 6位

メソッド・ポタミア  1勝4負 6位

ポタ・コーンズ    0勝5負 9位

キラ・カイッズ    0勝5負 9位

ペレ・ヒィレーゼ   1勝4負 6位


====================

リオナーガも、ルークも、ノアも、全勝。


僕は今、ルークとリオナーガの戦いを見ている。


一進一退の攻防。


ルークは『兵隊を1から学ぶ!基礎編』を読んでいるのに、だ。


リオナーガは、とても強いのがわかる。


…先ほど、一進一退といったが、実際は、リオナーガが押している。


魔法中心のルークに、大技を打たせる暇を与えていない。


これまでのルークであれば、簡単に負けていただろう。


…やってみなよ。



虚夢空間ダークホール


周りが、いや、競技場が、暗く、夜空のようになる。


これが、ルークが手に入れた魔法、『虚夢空間ダークホール』。


1m先もよく見えない空間の中、攻撃が大量に降り注ぐ。


決まったな、と、僕は思った。


ルークも同じだったのだろう。


その油断が、勝負を決めた。


「星の軌跡」


暗闇の中に、明るく輝く幾多もの星が現れ、ルークに降り注ぐ。


1分ほど続き、ルークの『虚夢空間ダークホール』が解除され、リオナーガの勝利が決まった。




===

僕の試合の番がやってきた。


対戦相手は、ノア。


「手加減は、しないよ」


ノアが言う。


「そう、こなくっちゃぁ!」


「はじめッ!」


注目のひとカードの、火ぶたが、今切られた。



===

技表


虚夢空間ダークホール


空間魔法。

超級魔法

指定範囲内に空間を作り出し、発動者以外には、1m先も見えないような暗さになる。

その中で、ひたすら攻撃が降り注ぐ。

攻撃の種類は変更可能。


===


『星の軌跡』


光魔法

超級魔法

このまま‘’ほしのきせき‘’とよむ。

指定範囲内に明るく輝く星が降り注ぐ。


===


氷の世界アイスワールド


防御魔法

上級魔法

氷の壁を作り出し、決めた場所に置く。

強度は掛ける魔力量によって変わる。


===


闇の矢ダークアロー


闇魔法

上級魔法

多数の矢を生み出し、放つ。

黒く厳かな色をしている。


===


漆黒の炎ダークフレイム


火魔法

超級魔法

黒い炎を飛ばす。

威力は強い。


===


爆風ウィンディ


風魔法

上級魔法

竜巻を生み出す。

殺傷能力は低いが、遠くに飛ばし、距離を取ることができる。


===


第33話投稿しました〜!


さて!少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!




読んで頂き、ありがとうございました~!


<(_ _)>ペコッ









  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る