第32話 総当たり戦

※ラース視点

勇者育成学校の、中間考査が始まり、トップ10が先行発表され、総当たり戦の参加者が決まる。


トップ10の順位は、こんな感じ。


====================


1  ラース・リーグス

2 リオナーガ・サガ

3 ルーク・フィールズ

4 ノア・ジョンソン

5 ラバー・ランドリー

6 アンドル・ベッカ

7 メソッド・ポタミア

8 ポタ・コーンズ

9 キラ・カイッズ

10 ペレ・ヒィレーゼ


====================


そう。ノアが、トップ10に入っただけでなく、4位!


すごい順位の上がり具合。


…だが、僕には、さらに驚くべきことがあった。


『2 リオナーガ・サガ』


ルークの上に、


かつて、仲の良かった友の名が、そこにはあった。




===

マリーと出会うさらに前。


マリーが住んでいた家の、元の住人の、息子。


それが、リオナーガ。


僕とリオナーガは、共に育った。


初めてできた、友達だった。


ある日、彼の一家が引っ越した。


彼の両親とは、会ったこともなかった。


死んでしまっていたから。



彼の家に遊びに行くと、たまに彼の義母がいた。



彼を養うのに精一杯で、いっつも仕事をしていたんだと。



ある時、彼の義母が亡くなった。


そのあと、彼は親戚の家へ引っ越していった。



そのあと、彼とは会ったことはない。


軽く、心が躍った。




===

※カイル視点


今回の中間考査の結果は、私の思い通りにはならなかった。


「編入生、リオナーガ・サガ…ルークを超える逸材。…面白いな。」




===

※ラース視点


総当たり戦が始まり、数試合が終わった。

途中経過は、



     

ラース・リーグス   0勝0負

リオナーガ・サガ   1勝0負

ルーク・フィールズ  1勝0負

ノア・ジョンソン   1勝0負

ラバー・ランドリー  0勝1負

アンドル・ベッカ   1勝0負

メソッド・ポタミア  0勝1負

ポタ・コーンズ    0勝1負

キラ・カイッズ    0勝1負

ペレ・ヒィレーゼ   0勝0負


この通り。

そして今から、ペレ君との戦いが始まる。


「はじめ!」


爆発弾ボム


ペレ君の目の前で爆発させ、目潰しする。

その時間に彼の後ろに移動し、首をつかむ。


「そこまで!ラース・リーグスの勝利!」


まずは、1勝。




===

他の人達の成績


2年

タグリ・サクソン  1位

フィン・オッペン  2位

ジョージ・サクソン 3位

クリス・インダス  4位


3年

クロコ・クリスティン 1位

ロイド・ミッドウェイ 2位

リキ・デリー     3位



===

第32話投稿しました〜!


書いてる途中で気がついたんですが、クリス君の存在を忘れていました。


2年生、クリス君だけ置いてきぼりです。


そして!『英雄のその後』がランキング981位、到達いたしました!

ありがとうございます〜!


さて!少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!








読んで頂き、ありがとうございました~!






<(_ _)>ペコッ









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