第22話 アサシンの正体
かなり遠くまで飛ばしたから、3分位は1対1の状況で戦えるだろう。
鑑定!
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超級魔物
個体名 んとこたゆはうゆおよおふお
級位 そあゆ洋湯オヨ姉のナオネオソ
使用可能魔法 的ホワイ花の香外ー良
得意魔法 ほお他の話角との尾根の露
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僕は驚いた。
超級魔物ということでも、鑑定が全くと言っていいほど機能していないということではなく、その、文面に。
この鑑定画面を僕は、知っている。
「読破!」
信じたくはない。
たまたま、文面が同じだったというだけであってくれ。
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超級魔物
個体名 サングロフ
級位 幹部級
使用可能魔法 ???
得意魔法 ???
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サングロフ。
やっぱり、そうだったのか。
あの時僕は、こいつを、倒せなかったのか。
イーズさんを殺した、この魔物を。
倒すしかない。
今、ここで。
「剣術魔法、超級
魔法で生み出した刃に、炎が纏う。
振り抜いた一撃は、サンドロフに弾かれる。
倒しにいけ。
あいつを、倒すまで。
===
※クリス視点
ラースくんが、生徒たちを守ってくれた。
確かに彼は、僕とは比べものにならないほどの力を持っている。
隊長級の魔物だったとしても数体までなら、倒すことだってできるだろう。
だが、僕にはわかる。
この空気の淀み―
幹部級や、超級の魔物まで―
きっといる。
少なくとも、隊長級30体は不可能だろう。
彼を止めなければ。
「行くな!戻れ!」
声があまり出ない。
彼には聞こえていないようだ。
ぐんぐん離れていく。
僕には、何もできなかった。
彼の戦いを見ていることしかできなかった。
彼の周りに魔力の渦ができて、数百個の矢ができる。
その矢が放たれた。
それから僕は、目を離せなくなった。
いくつもの火花が飛び交い、残像が見える。
そこに、圧倒的な力を持った何かがいることがわかった。
しかし、目視できない。
それも、この中でも明らかに、強い。
周りにいた魔物が吹き飛んだ。
そこから、ラースくんの刀に炎が纏い、切りかかっていく。
これが、人々の上に立つ者同士の戦い。
これが、綺麗すぎるほど洗練された、戦い方。
ここまで僕は、なれるのだろうか。
===
※ルーク視点
寝坊した。
昨日は夜更かししちゃったからね。
なーんて言ってる場合じゃないんだよね、今。
起きただけでわかる。
とてつもなく強い魔物が、いる。
走って魔物の方へ向かう。
へぇ、なるほど。
この…レベルね。
ラースくん。
ヤバいんじゃないの?
===
※ノア視点
明らかに、おかしい。
ぼくは図書館にいた。
魔物が現れたことまでは、珍しいまでも、たまにあることだ。
そこに、ラースが参戦する理由はない。
助けに向かうか。
===
※???視点
「全員集合か。面白いことになりそうだな。頑張ってくれよ?
===
第22話投稿しました!
たくさん読んでくれる人が多くなってきて、感謝の限りです!
さて!少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!
読んで頂き、ありがとうございました~!
<(_ _)>ペコッ
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