第18話 パーティー?開始!
各自完成した料理を盛り付けていく。
僕はとても簡単に盛り付ける。
焼いたときに使った鉄板の下に木の板を入れて、固定する。
肉にブルーベリーソースをかける。
野菜スープを小さめのカップに入れる。
これだけ。
ふとノアを見る。
集中しているところを見ると、本当に彼はイケメンだな,と思う。
高身長で、スタイルが良くて、短めにカットされた綺麗な黒髪に、光るように見える黒い瞳。
容姿だけでなく、性格まで良い。
明るくて、何にも積極的に挑戦する。
困っている人がいたら、後先考えず足を突っ込む、根っからの善人だ。
村の人達やノア。
つくづく友達に恵まれているな、と思う。
「ねぇねぇ、こっちもできたよー!…あっ、俺も完成したぞ。お前よりも上手いだろう!」
おい、本体がでてるぞ。
ちなみに、僕は『兵隊を1から学ぶ!基礎編』
という本を兵役初期に隊長からもらったので、読破した。
その中の第17章『常に警戒しろ』に書いてあった、人の本質を読め!
を特訓した結果、『鑑定魔法』を習得し、一般人であればどんな人かはわかるようになった。
強い兵隊さんとかだと、頑張らないと一部しかわからない。
ただ、この技術はあまり使わないようにしている。
隊長さんを鑑定したら、厳しい隊長さんにしては意外なことに、子供を溺愛していることが分かり、そのことを伝えると、真っ赤になって恥ずかしがっていたから…。
変だと感じた人くらいにしか、鑑定は使わない。
ルークは会ったときから怪しかったので鑑定すると、普通は見た目の通り可愛い普通のやつだとわかった。魔法に触れさせなければ、、、の話だけど。
別に触れなければいけないことではないので、黙っているが。
それと、ルークの性格について僕はわーわー言っているが、この魔法にしか興味がなさそう、ということについて言っている。
ちなみに、ルークの容姿はめちゃくちゃ可愛い。中性的で、低身長で、白い綺麗な髪に、子供のようにキラキラした赤色の瞳。
机に料理を乗せていく。
まずはノアの前菜たちと、野菜スープ。
おいルーク、食べ物の誘惑に負けてもう完全なる可愛いルークになってるぞ。
よし!食べよう!
『いっただっきまーすっ!』
カルパッチョを口に入れる。
おいしっ!
「おいしいね、これ。ブリ?」
「ピンポーン!僕の得意料理!」
「こ、これもおいしいよ!野菜スープ!などに染み渡る!」
演技を忘れるほど喜んでくれたようで何より。
ルークが初めて見せる演技なしの顔。
かわよっ!
その後僕らは、楽しく夕食を食べながら、バカみたいにしゃべりあっていた。
===
第18話投稿しました〜!
本日2話投稿ですっっッ
突然ですが、カクヨムコンテストの参加基準が完結済みではなく10万文字以上ということが発覚いたしましたため、『英雄のその後』を応募させていただきました。
応援よろしくお願いします!
さて!少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!
読んで頂き、ありがとうございました~!
<(_ _)>ペコッ
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