第15話 悲しみの真っ只中で

ギース、イーズさん、、、


彼らは、死んでしまった。


イーズさんに至っては、僕が死なせてしまったも同じ。


彼らと、もう話すことはできない。


いくら悲しもうと、彼らは生き返らない。


あと、もう少し早く、イーズさん達のところについていれば。


いくら後悔しようと、過去には戻れない。


そう思って何とか、放心状態にならずにいられた。


いや、なりかけていたかもしれないけれど。


副村長さん達はけが人を病院へ連れて行ってくれたようだ。


亡くなってしまった人も。


副村長さんが涙を拭っているのを見た。


事後処理はもうすでに副村長さん達が行ってくれていたので、やることはない。


こういうときにやることがないのは、逆につらいのかもしれない。




ただただ、ボーッと戦闘の跡を見た。


ここで、何人の人が亡くなったのだろうか。


こんな状態だというのに、頭が働いているのに嫌気が差す。




誰かが僕を呼んでいる。


よく聞こえない。


だんだん声が大きくなる。


おい、うそだろ..?


マリーが、重体?


また、僕から大事な人を奪うのか?














マリーが、死んだ。


最後まで、他人のことを思いやりながら。


===

第15話投稿しました〜!

300PV達成、、、

感謝です!


今回短く、、、申し訳ございません。


さて!少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!


読んで頂き、ありがとうございました~!

<(_ _)>ペコッ





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