第8話 ルーク・フィールズ
声をかけてきたのは、この学年でトップ2、学園内でもトップ10には入る実力のある男子生徒、ルーク・フィールズである。
僕がいるせいで一番になれないからか、執拗に僕に絡んでくる。
一番最近の定期テストでは、実技で僕にボコボコにされながらも、(実技は1対1の総当たり戦である)何度でも立ち上がって、
「俺は勝つか殺されるまで立ち上がるぜ」
なんてほざいたやつである。
結局ルークが気絶したため僕の勝利であったが、気絶しなければもちろん殺してはいけない(僕も殺したくない)ため棄権も考えたことである。
一番やばいのは...あれだな。
僕に勝つためだかなんだか知らないが、ランディオの4大魔道具の一つ、合金化の魔法のポーションを盗み出そうとしたことだな。
有望株だということで許されたが、普通だったら親族まで皆殺しレベルの罪である。
いま出た4大魔道具とは、ランディオが所有している、とてつもない力を発揮できる魔道具である。それも一つあれば国を一つ滅ぼせる程度の...
こいつが隣の席か...
終わってるな
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「おい、久しぶりだな!今度こそはお前に勝ってやるからな!」
ルークが言っている。
あー!うるさい!
結局ルークは僕がいくら無視をしても話しかけてきて、とてつもなく疲れた。うん。
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4限目がそろそろ終わる。
今日は僕が来たことに学校側も混乱しているのか、朝礼時に黒板に自習!と大きく書かれ、結局今まで授業は行われなかった。
キーンコーンカーンコーン
4限が終わった。
昼休みに入る。
今日は食堂に行くのはやめておこう。
騒ぎになるだろうしな。
『おい、あの英雄、ラース・リーグスが、登校してるってよ!』
あ、嫌な予感。
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第8話投稿しました〜!
毎回短くて申し訳ございません。
なんと!PVが125を超えました!
ありがとうございます〜!
さて!少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!
また、誤字脱字報告でも、面白ったよーとかでも、コメント投稿して頂けると助かります!(何気にこういうの観るの楽しいんだな、これが)
読んで頂き、ありがとうございました~!
<(_ _)>ペコッ
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