第6話 ノア・ジョンソン
声をかけてきた彼は、ノア・ジョンソンである。
ノアは僕のクラスメイトであり、数少ない親友である。
ノアには、マリーが死んだことは伝えてある。
ノアとマリーは仲が良かったので、とても悲しんでいた。(先生情報)
きっと彼は、僕に気を使って明るく接してくれているのだろう。
その優しさが、僕の心をぎゅっと締め付ける。
ただ、その優しさに少し、甘えたくなった。
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「あのさ」
ノアが口を開こうとする。
その前に僕が話しかける。
「最近、学園はどう?」
ノアは面食らった様子で、しかしホッとしたような顔で、僕の質問に答える。
「楽しいよ」
「そっか、良かった」
さっきよりも少しマシになったけれど、ノアの顔からぎこちなさは消えない。
ノアは優しい。
だからこんな顔になっているのだろう。
僕は本心からこう言った。
「戦争のこととか、そういうの気にしないでいつもどうりに話してよ」
ノアはフッと笑い、僕らは一時の楽しい時間を過ごした。
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第6話投稿しましたー!
毎回短くて申し訳ございません。
なんと!初めての☆を6つもいただけました!
レビューもしていただきありがとうございます!
さて!少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!
読んで頂き、ありがとうございました~!
<(_ _)>ペコッ
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