第2話 差し迫る戦火
1940年2月5日未明
ドイツはフランスに宣戦布告し侵攻を開始した。
ここに世界大戦が勃発したのである。
これを受け日本、アメリカ、イギリス、オランダはドイツに宣戦布告を行った。
ソ連、イタリアが日本、アメリカ、イギリス、オランダ、フランスに宣戦布告した。
日本は海を挟んでソ連と対峙した。
2年間で大きく日本軍は大きく強化された。
艦艇で言えば戦艦大和、武蔵竣工、扶桑型戦艦の空母化により空母扶桑、山城の竣工、空母青龍型航空母艦青龍、黒龍、黄龍、虹龍、紅龍が竣工、艦歴が長くなった金剛型戦艦の4隻を防空戦艦に改装が行われました。重巡5隻、軽巡7隻、駆逐艦20隻が新たに建造された。
南洋諸島にて米軍との合同演習も実施された。
満州は中華民国に中立を約束することを条件に返還し邦人の引き揚げをすでに終えた。
北方の警備を担当する第五艦隊より緊急信が入った。
「敵艦隊ウラジオストクを出撃す。陣容は戦艦一巡洋艦五駆逐艦多数一二五七。」
連合艦隊旗艦「大和」に乗る連合艦隊司令長官山本五十六大将より第五艦隊にソ連艦隊を撃滅せよとの命令が発せられた。
山本「第五艦隊に命令。舞鶴を出撃しソ連艦隊を撃滅せよ。」
通信参謀加藤晴義中将が復唱する。
加藤「第五艦隊に命令。舞鶴を出撃しソ連艦隊を撃滅せよ。と送ります。」
山本司令長官は大和の艦橋にて呟いた。
山本「もう後戻りはできぬ。」
次回に続く
次回第3話「ウラジオストク沖海戦」
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