第4話

「ごちそうさまでした…おいしかった、です、」


「ははっ、なんで敬語?でもよかったー」


さかぐちクンが、


人気者な理由が、わかる、


「ごめん、ちょっと一服」


換気扇回すおと、


ライターつけるおと、


ひとくち吸って、あとは手に持ってるだけ、


なんで?


「ピーーーーッ、ピーーーーッ」


タバコの匂いと、


「あ、風呂沸いた。さいとうサン先入る?」


さかぐちクンのこえ、


「あ、うん、」


空気がかわる、瞬間。


そういうことするさかぐちクン、


あんまり、想像できないけど、


いまから、


するのかな、


「一緒に入る?」


かわいいさかぐちクンも、



「…どっちでも、いいよ、」



結局、みんなと、おなじ。

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