第18話
何となく落ち着かないまま午前中の仕事をこなして、何度もパソコンに表示される時刻に目がいった。
はぁ…
何に対するため息かわからないため息を小さく何度も吐き出して。
それでも久しぶりのこういう出来事に少しだけ胸が躍りそうになっている自分を落ち着かせたくて仕方なかった。
馬鹿みたい。
何個も年下の男の子に変な期待しても無駄なのに。
ああ、本当にご無沙汰すぎて格好悪い。
真夏に意気地なしって言われるのも当然よ。
あくまで仕事仲間とのランチ。
ただそれだけ。
何度もそう言い聞かせて、私は広場へと向かった。
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