ほのちゃんの気持ちが凄く分かります‥‥‥。
埋めようのない差を感じて、好きなものが好きになれなくなることってありますよね。
でも、喧嘩別れじゃなくて、キチンと言葉にできての別れで良かったです!
作者からの返信
ガビさん。
コメント有難う御座います。
御理解いただけた事が嬉しいです。
本当はここに至るまでの遠月・前澤間の細かなやり取りを描ければ良かったのですが、文字数の関係上どうしても難しく、お読みいただいた方々の想像に任せる形となってしまいました(実力不足の言い訳です)。
この場を借りて少し補足説明をさせていただきます。
高校(最後の方)時、前澤はその嫉妬を持ちながらも『友人である遠月にはそれを言いたくはない、でも、それは消せない感情』というものに折り合いを付けようとバンド活動を制限したのでした。
結果、その考えが余計にフラストレーションを溜めてしまった、という裏設定もありました。
もっと早い段階で嫉妬心を打ち明ける事が出来ていたならば、物語は少し変わっていたかも……。
残り話数僅かの作品ですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
このシーン、、、分かりすぎるくらいに、よく分かります。
天賦の才能なんて一言じゃ片付けられないですよね、本気で頑張っていればこそ。逆にそれ以外に名付けようも無いのですが。
いやもう、めちゃくちゃ辛いです。
作者からの返信
共感いただき嬉しいです。
実際、評価の別れ目がどこか自分では認識できない状態でも、確かにそこには世間の評価が存在していて、そしてその差は確かにそこにあって、でも、何をどうすれば埋められるのかが分からない……と、いうような悩みを前澤に代弁してもらったようなエピソードでした。
この辺りも、設定上はもう少し前から、徐々にその片鱗を見せてくるようになるというものだったのですが、短編側に舵を切った為、理解していただけるか懸念していた部分ではあったのですが、御理解いただけた方々も多くホッとしました。
一部補足として、前澤はその心中を遠月にだけは知られたくなかったという設定がありました。
友人のままでいたいという想いと同時に、自身の劣等感を認めたくないという想いが働いていたというのが理由となります。
だからこそ、一時期バンド活動を減らし、自分自身でその想いを封じようとしていました。
結果として、前エピソードと今エピソードに繋がる結果となってしまう訳ですが……。