第2話
俺が、何も言えずにいると警察が、「また日を改めていただきます」という言葉とともに帰って行った。
初めての経験に少し興奮と緊張してしまい、何も言えず、もっと怪しい人になってしまった。
俺は緊張をほぐすため、スマホを手にした、スマホにはすごい量の通知がきており、一つ一つ見ていくと、「お前最低だな」「なんで生きてるの?」「お前が悪い」などのメッセージがきていた、俺は何が起こってるんだと、唯一何も送ってきていない友達、柳沢に聞いてみた、聞くと同時に既読になり、あるメッセージが送られてきた。
「ある女子高生が自殺したみたいなニュースあっただろ?その女子高生が自殺した理由がお前だったって、その自殺した子の叔母が、ブログにあげてて、それが一気に広まって、お前が叩かれてるってわけ」と長文がきた。
俺は、柳沢に弁明したが、「お前が人を自殺に追い込むような人間じゃないって知ってるよ。」と、ありがたいメッセージとともに、「この女子高生は何がしたかったんだろうな」と疑問も、俺は、確かに..としか思えなかった。
俺は幼馴染の遺書のせいで毎日暴言のメールがきていたけど、母も父も、幼馴染と会えるわけないと知っていて信じてくれたが、学校では、誰にも相手されず、先生にも無視される始末でうんざりだ。
休み時間、俺は人のいない廊下の突き当たりで窓の外を眺めていた。
そこに、ある影が落ちる様子を見てしまった...
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