第4話

屋根をつたいお隣さんへ。



そのまま窓から侵入を試みるも。



ビターーーン!!!!




「ん"!?」




なんとっっ!!

鍵がかかってるではないかっっ!!



勢いあまりすぎて、窓に激突。




「のーーっ!?」




弾かれた私は、ゴロンゴロンと屋根を転がり、宙へ。




「……よっと」




しかし、慌てることなかれ。



私、忍者です。



屋根の端を掴み地面に叩きつけられるのを阻止し、そのまま1階のリビングの大きな窓を足で割り中へ。




ガッシャーーーン!!!!



え?

慣れたものって?

ハイ。5回目です。




「無事ですか!?政宗様!!」



そう、我が家の隣は"あの"伊達政宗様の生まれ変わりなのです。



なんたる偶然!!




「ごるあっっ!!桜!!また、あんたは、うちのっっ」



「不可抗力です。てか政宗様こそ、私が来るのわかってるのに、何故鍵をかけるのですか?全く、助けに来る方の身にもな…伏せてっっ政宗様!!」



「政宗って呼ぶんじゃ…ふぉあっっ!?」




スタッと華麗にリビングに着地した私。



キッチンに居た政宗様がリビングに現れ言い合いになるも、邪悪な気配を感じた私は叫ぶとともに隠し持ってた手裏剣を放った。

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