素直なふたり
「な~あ。お~い。まだ怒ってんの?」
「別に」
「早く機嫌なおしてくれよ~」
「ちょっとやめてよ」
「チュッ、チュッ、チュッ」
「ただ私とヤりたいだけでしょ?」
「ヤるだけならおまえじゃなくてもいいんだよ」
「はあ?」
「俺が好きなのはおまえだけ」
「なにそれ」
「愛してるよ」
「出た、口だけ男」
「とか言っちゃってなんなんですかねえ~?俺の腰に巻きついたこのエロい足は」
「あ、間違えたわ」
「そのままにしとけよ」
「ふんっ」
「おまえも相当俺の事好きだよな」
「どっからくるのその自信」
「おまえを幸せにできんのは俺だけなんだよ」
「はいはい」
「手の早さは自信の表れ」
「何言ってんの」
「自信しかねえわ俺」
「はいはいわかったから早くしよ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます