第5話 機能説明

『先ず、マスターが良く知らない、機能やステイタスを使うときは、

使うときに説明させてもらうっス、

大事な能力の説明をするっスよ~、


先ず、ストレージっス。

マスターも何度か使っていると思うっスが~

簡単に言えば、無限収納庫っスね~

中に時間は存在しないっス~熱々の物を入れれば、


何日経っても、熱々のまま取り出す事が出来るっス、

生き物は入れられないので、注意するっスよ~、


あ、無限収納庫って言う位だから、大抵のものは入るっス、


この世界には、インベントリ無限収納庫

や、アイテムボックス宝物庫、等がありますが、

レアスキルであり、中には時間が流れています。


ごくまれに、

中の時間を止めることが、出来る者もいるようですが、


何か質問はあるっスか~?』


「うん、例えばこの宿とかでも、入っちゃうの?」


『はい、大丈夫っス。

ストレージに入れて、改装なんかも出来るっス!

まあ材料はいるんっスけど~良いっスか~次行くっス。


マップっスが、任意で縮尺が変えられるっス、

世界地図までだせるっすよ~敵は赤いピンで表せるっス、


その他目標物の検索や索敵、街の情報なんかも見れるチート機能付きっス。

何か質問はあるっスか~?はい、じゃあ次いくっス。


食堂ですが、選ぶと任意に扉が、出現するっスよ~、

扉の中はまあ、ファミレスっス。

厨房には設備と食材がそろっているっス。


店内には、ドリンクバーとサラダバーがあるっス。

トイレは、男女別のウォシュレット付きっス。


窓の景色と、音楽は自分が選んでいるっス。

それと、食材などの消耗品や出たごみや何かは、

一度扉を消すと、元の様に戻っている、チート仕様っス。


それだけに、消費魔力は大きいっスけど~


マスターはママゾンのラインを通して、

神界からすぐに魔力が供給されるので、問題ないっス。


これに付いて何か質問は?


じゃあ次は、ママゾンについてっス。


まあさっきマスターが使ったそのままっスね~、


ママゾンを開いて、支払方法を引き落としにしておけば、

勝手に財産から引き落とされるので、便利っス、やっとくっスか~?』


「うん、そうだね、頼むよ」


『了解っス~何か質問はあるっスか~?


じゃあ次に銭湯っス。これも選ぶと、扉が出現するするっスよ~、

扉の中は、まあ、銭湯っスよ~街の古き良き時代の、


お湯は神界の温泉から、直に引いているので、

体や美容に超良いっスよ~神泉ですから、


怪我や状態異常なんかも、すぐに治ります、まさにチートっス、


これだけの、効能の温泉っスから

スパリゾートに改築したいんスけど~?』


「あ、別にかまわないよ、あんまりやりすぎないでね~」


『承知したっス、凄いの作るから楽しみにして欲しいっス~』


「まあ、ほどほどにね~」


『あ、作っている間も普通に銭湯は使えるっスよ~


銭湯にもウオシュレット付きのトイレがあるっス、


これに付いて何か質問はあるっスか?


これらは、マスターの持つ、ユニークスキルっスね、


後、マスターの能力ですが、

防御、回避、治療、に特化しているっス。


防御の方はシールドをマスターと従者にいつも展開しておくっス。

ドラゴンクラスのモンスターでない限り破れないっス。


後結界をはれば、視界や音、匂いなんかも、

外部には、漏れないッス、


回避は、まあ、逃げ足は世界一っス』


「う~ん嬉しくない称号だな~」


『回復の方は、死人も生き返らせる事が出来るっス、


まあ、死んでから30分以内と言う、縛りはありますが、


人は死んでから、30分で魂が抜けるので、たとえ生き返っても、


まあ、植物人間になってしまいますが。


回復魔法は、悪魔には逆に働くので、

悪魔にとっては、マスターは天敵と成り得ます。

魔法反射も、回復魔法にはききませんし。


その代わり攻撃力はレベル1、

そこら辺の酔っ払いのオヤジより、弱いです。


はい、質問はあるっスか~?


次に、此の世界っス~


地球で言う所の、そうっスね~、暗黒時代の、ヨ~ロッパが一番近いっスかね~?


主食は、麦がゆか米がゆっス、それと豆のスープっスね、


裕福な家庭でもカチカチになった、餅みたいに硬くなったパンっス、


裕福な家庭では、肉も食べますが日持ちもしないので、

腐っている事も多いっス。


味付けは、主に塩とハーブっス。


香辛料は、輸送手段の少ないこの世界では、

非常に高価で、庶民には手が届かないッス、食料自給率も低いので、

餓死者が後を絶たないっス。

その為頻繁に、戦争なんかが起こっているっスね~、


後、出生率や、生後生存率も低いっス。


その為男女比が、女性側に極振りされているっスね~、

7対3の割合っス。


そんなんだから、夜の営みも子作りの為で、交尾と変わらないっスね~

全く女性に優しくないっスね、男尊女卑だし~


人族は、王族、貴族、平民、奴隷、盗賊に分類されるっス。

亜人は、外国人扱いって所でしょうかね。


後、神族、妖精族、悪魔族、モンスター、って所っス。


あ、魔族ってあるんっスけど~亜人扱いっすね。


別大陸に、魔族の大きな、国家群あって、

それぞれの国は、魔王が支配していて、強大な力を持っているっス。


魔族に酷い差別をしたら、戦争になるっス。    

幾つもの国が、それで滅んでいるっス。


まあ、今知っておくべき事は、ザックリとこんな所でしょうか』


「は~い、了解しました~じゃあ、もう少し寝るね~お休み~」


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