第25話

翌日。


福岡出張から明太子(とその他諸々)を片手にゴリラが帰ってきた。


「いやーん!美味しそう!」


私はゴリラに抱きつく。


「それより先にまずは俺の明太子を…(下半身に注目)」


「……」


「すんません調子乗りました」


「…そうする?」


「冗談だよ」


ああん!後でたっぷりいただきます!



ゴリラが買ってきてくれた明太子でご飯を3杯食べてゴリラが買ってきてくれたとんこつラーメンを食べた。



「いい食いっぷりだ」


「次はデザート食べなきゃ」


「…では俺の明太子を(下半身に注目)」


「それはいちばん最後のお・た・の・し・み♡」


「ウホッ♡」


ものすごいスケベな顔をしたゴリラ。

ものすごいことしてあげるから待ってなさいよ!


ゴリラが買ってきてくれた通りもんを食べる。


「ああーん!美味しい!」


「俺にも1個くれ」


「はい、あーん♡」


素直に口を開けたゴリラ。なんてかわいいのかしら!

通りもんをあげるフリしてパクッと食べちゃうお約束をしようとしたら押し倒されてキスをされた。


「あぁん♡もう?」


「3日分ヤルぞ」


「ちょっと待って。この通りもんだけ食べさせて」


と右手に持った通りもんを見せたらガブッとゴリラに食べられてしまった。


「……」


「うん、うまい」


「な、なんてことを!食べたわね…私の通りもんを…!この恨みはらさでおくべきか!」


「まだ箱にたくさんあるでしょうが」


「うん、そうね」



私が安心するだけの量をちゃんと買ってきてくれるゴリラが愛おしい。



「山田」


「なあに?」


「今度こそ3日分ヤルぞ」


「きゃあ♡」



濃厚なキスをしながらお互いの服を脱がしていく。


私がゴリラの明太子を食べようとボクサーパンツに指をかけた時、インターホンが鳴った。


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