#21 愛の歌 第23章

君は僕を 呼んでいたんだね

君の声は 僕の体をしびれさせる

甘い甘い 毒のようだ


僕は君を 探していたんだね

君の影を 僕は掴もうとする

高い高い 塔の上の君


君は僕を 呼んでいたんだね

君の脚を からめとろうとする

深い深い 海のタコの僕


僕は君を 探していたんだね

君の心を(ぐちゃぐちゃに書き消されている)


僕は君を迎えにゆくよ

永遠の中のたった一時

君は僕のそばにだけ


考えがまとまらない、ミューテチウムを抑えなければ

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