Prayer Fragments

#3 エルマンの取引記録 №109

久しぶりに中央街に来たぜ！　帰ってきた、我が愛するエルマン商店！

俺たちはジープを停めると、さっそく荷解きをする。

収穫はあった。

遠い町での物資、薬、缶詰、レーション、俺が地元の町で生産させてる民芸品や衣料品。

重火器、弾丸、かつては違法だった薬物の類。

それに今となってはレアな、「あの」瓶コーラが一ケースだ！

俺は戦果に満足し、ここまで護衛してくれたガンマン達にふんだんにチップをやって、しばらくの暇を出す。

護衛たちはわかりやすく喜んでくれて、俺も嬉しくなる。

だが、ただの施しじゃねえ。彼らは貴重だからだ。

わざわざこんなご時世に、中央街から出ようなんて思う奴はなかなかいねえ。それなのに俺についてきてくれる奴は大事にしたい。

だから金は惜しまねえ！　身の危険もあることだし、そのチップには「次も頼むぜ」という意味も込めてある。

久しぶりにトワイライトムーンにも顔を出すか。あのバーの店主は愛想がないが、べっぴんだ。

噂話も取り入れたい。いい酒も手に入ったから卸すためにもな。

■遠征の成果

〇物資

・エンジン式チェーンソー

・バーボン×３

・包帯×６

・消毒用アルコール×１２

・防毒マスク×４

・缶詰（雑多）×３

・レーション×２

・民芸人形×５０

・織物×１６

・M１６×２

・AK４７×４

・銃弾

ー9mm×１３ケース

ー.357マグナム弾×１５ケース

ー7.62×39弾×２０ケース

・ドラッグ×１箱

〇情報

・逃亡した連続殺人犯について

ー中央街から北に向かっているようだ。あちこちで目撃情報がある。

・崩壊したコロニーについて

ーH地区のブラウニーと言うコロニーに立ち寄ったが、すでに壊滅していた。

・遭遇した怪異について（これは、土産話！）