第9話 新たな部隊現る!

隊長が帰ってから俺は考えた、

俺はどうするべきだったのだろうと………そして考えていたら日が暮れていて

山咲 「ヤッベ!もう夜じゃん、晩飯考えないと…」

山咲 「料理なんて久しぶりだな〜」

そうして俺は家に合ったもので簡単に料理を作った

山咲 「いただきます」

山咲 「うん、ちょっと味濃いな」

山咲 「ご馳走様」

山咲 「明日は朝イチに行かないと…」

山咲 「あっ、絆創膏はがそ」

そうして俺は洗い物をして風呂に入りすぐに寝た

………

そしてまた俺はその日の夢を見る

山咲 「お前は窓から逃げろ」

美桜 「でもお兄ちゃんは?」

山咲 「お兄ちゃんは大丈夫だから!だから早く!」

美桜 「でもお兄ちゃんと一緒が良い!」

山咲 「頼む!お兄ちゃんからのお願いなんだ、美桜は良い子なんだからお願いは聞けるよな?」

美桜 「うん、わかった」

山咲 「じゃあ行け、俺はそろそろ無理になってきた…だから…お前だけでも…生きろ…」

………

山咲 「…っ!はぁはぁ」

山咲 「またあの日の夢か…」

山咲 「俺は忘れねぇから他の夢を見させてくれよ……」

山咲 「もう4時か、そろそろ起きよ」

山咲 「悪夢は嫌だな…」

そうして俺は準備をして、5:30に出勤した

………

山咲 「おはようございます……っても誰もいねぇよなぁ」

長田 「おはよう、山咲君」

山咲 「え?なんでいるんですか?」

長田 「居たらダメだった?」

山咲 「そんなことはないですけど」

長田 「まぁあと30分もすればみんな来るから」

山咲 「あっ…はい…」

………

山咲 「長田さんって特選群出身ですよね?」

長田 「そーだよ」

山咲 「そういや長田さんもそんなに筋肉って感じしないですよね」

長田 「そりゃ女性だからお前らよりは筋肉は付かないだろ」

長田 「そういや中村も元特選群だったぞ」

山咲 「え?中村さんは別班出身って聞きましたよ」

長田 「なんか一瞬だけ行ったんだよね」

山咲 「へぇー、そんなこともあるんですね」

長田 「中村はさぁ、女性に優しいんだよね」

山咲 「そうなんですか?」

長田 「そそ、だから多分顔面殴るのも躊躇するだろうね」

山咲 「ありゃまぁー」

長田 「そうゆう山咲は殴れるの?」

山咲 「はい!」

長田 「そんな元気に答える内容じゃないでしょ」

山咲 「もし良ければ殴りましょうか?」

長田 「いや、遠慮しとくよ」

山咲 「そーっすか、わかりました」

そうしているうちに6:30になり

中村 「はよざいまーす」

山咲 「おはようございます」

長田 「よっ」

中村 「なんの話してたの?」

長田 「お前が女性に優しいって話」

中村 「そのこと言うのやめて〜」

山咲 「ほんとだ、なんかほんわかしてる」

中村 「なんだって?」

山咲 「いや、なんでも無いです」

長田 「まぁそんなカリカリしないで」

山咲 「それって中村さんが長t」

中村 「山咲、ちょっと訓練場に来い!」

山咲 「はい」

山咲 「長田さん、すんません行ってきます」

長田 「ほい、いってらっしゃい」

そして俺は中村さんに連れられて、部屋から少し離れた練習場に行った

………

中村 「頼む、この事、隊のみんなには黙っててくれ」

山咲 「え?なんのことすか?」

中村 「俺があいつの事が好きって事だよ」

山咲 「あっ……なるほど」

山咲 「わかりました」

中村 「ありがとう、なんでも1個言う事聞くから…」

山咲 「じゃあ…早速良いですか?」

………

香村 「おはよう」

長田 「おはようございますー」

香村 「あれ?他の3人は?」

長田 「中村と渚くんは練習場に…赤谷は知りません」

赤谷 「はよざいまーす」

長田 「おっ、噂をすれば」

中村 「ただいま戻りました」

山咲 「赤谷さんおはよう」

赤谷 「渚くん、おはよう」

香村 「よし、全員集まったな」

香村 「今日は10:30からの防衛大臣と国家公安委員長、在日米軍の司令官の会見に出るぞ」

長田 「なぜこんないきなり、しかもメンツが………」

香村 「私もさっき言われた」

山咲 「内容は?」

香村 「私も知らん」

赤谷 「どうゆう事です?」

中村 「情報漏洩を防ぐために直前まで言わないのだろう」

山咲 「へぇー」

香村 「一応特殊部隊だから目出し帽を被って来い命令があったから」

赤谷 「そこはちゃんとやるんだ…」

………

そして10:35になり定刻より5分遅れで会見が始まった

………

司会 「只今より防衛大臣、国家公安委員長、在日米軍司令官からの記者会見を始めます」

司会 「まず防衛大臣からの説明がございます」

防衛大臣 「昨今世間を騒がせている、能力者と呼ばれる集団の大規模な誘拐、都市への襲撃事件が多発しておりますが、その事件を重大に受け止めて、その中でその集団と、とある自衛隊の部隊が戦っているとSNS上で話題になっており、そのような部隊、人員がいるということを防衛省は認めます。さらにその事件での戦果を挙げているのも認めます。彼らの目標は死者をゼロで敵を制圧または確保して国を守ること、としてます」

防衛大臣 「今日はその隊員に来てもらい、実際に記者からの質問も答えれる範囲で答えていこうと思います。」

………

司会 「一応特殊部隊なので素顔は非公開とさせていただきます」

………

司会 「続いて国家公安委員長から」

国家公安委員長 「私からはこうした部隊の先遣部隊を作り、名前は"Special advance force "通称SAF(サーフ)として、特殊急襲部隊通称"SAT"(サット)とは別に東京、千葉、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、高知、福岡、沖縄の県警本部に設置し、人材はSATの志願者を集い、各県計15中隊を配置する予定です、装備は最新鋭のアサルトライフルFN SCAR、またはHK416、サブマシンガンはMP7および現在SATで運用されているサブマシンガン、MP5、ハンドガンは現在米陸軍が運用しているSIG SAUER M17のコンパクトサイズのM18とHK45を装備させる予定です」

………

司会 「続いて在日米軍司令官から」

………

司令官 「在日米軍は先日起きた池袋の事件でアメリカ国籍の観光人二名が誘拐された事でアメリカ軍の武器をSAFに供与して支援します」

………

司会 「続いて記者からの質問です、所属と名前を言ってからお願いします」

………

そうして特に質問攻めと、いうことはなく記者会見は終わった

山咲 「なんか意外だったね」

赤谷 「警察に先遣部隊かぁ」

中村 「まぁ仕方ねぇよ、俺たちは東京にしかいねぇんだ」

長田 「そうですねぇ」

香村 「まぁ引き続き頑張っていきましょう」

赤谷 「そうですね」


To be continued

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