第2話 俺が能力者!?

山咲 「えええええええええ」

山咲 「出向!?俺なんかやらかしました?」

隊長 「だよなぁ、俺もいきなり言われたから、ビックリしてさぁ」

山咲 「分かりました」

隊員A 「まぁ市ヶ谷に行っても頑張れよ〜」

隊員B 「まじか〜山咲がいなくなると誰が格闘訓練の仮想敵をやるんだよ」

隊員A 「確かにな山咲、ヒョロガリのクセに強いもんな」

山咲 「本当に何でだろうね」

隊員C 「よし!今日は山咲の奢りで飲みに行くぞ!」

山咲 「なんで!?」

隊員D 「そうだ、隊長もどうですか?」

隊長 「そうだな久しぶりにみんなで飲もう!山咲、手持ちいっぱい持っとけよ」

山咲 「えぇガチかよ〜」

………

そうして俺はみんなに見送られ、警視庁を出た、そして

………

山咲 「おぉここが市ヶ谷駐屯地か、でけえな」

………

山咲 「あの〜NSDFって何階でしょうか?」

受付 「そのような科は市ヶ谷駐屯地にも防衛省内部にもございません」

山咲 「え?」

受付 「ちなみにどのようなご用件でしょうか?」

山咲 「今日からNSDFに出向命令が出ていて…」

長田 「どうしたの?」

受付 「長田さん、なんかNSDFって言うところに出向命令が出たって言う人が来ていて」

長田 「こいつ?」

受付 「はい」

山咲 「紙にはそうやって書いてあるから…」

長田 「あぁこれね…」

受付 「え?知ってるんですか?」

長田 「うん、だってうちの隊だよ」

受付 「長田さんのところってNSDFって言うんですか?」

長田 「めっちゃ久しぶりに聞いた」

長田 「だからこいつ連れて行くよ。君ついて来な」

山咲 「ほい、分かりました」

そうして俺はその長田という女性隊員の後ろをついて行くのだった

………

山咲 「長田さんでしたっけ、ちょっと聞きたいことがあるんですど」

山咲 「NSDFってどんな科なんですか」

長田 「ん〜NSDFは特殊部隊かな」

山咲 「え?陸自の特殊部隊つて特選群だけじゃないんですか?」

長田 「特選群は表の特殊部隊、NSDFは裏の特殊部隊ってとこかな、」

そんな話をしていたら…

長田 「よし着いた」

………

扉をあけたら、机が5個置いてある小さな部屋だった

長田 「ただいま戻りました」

香村 「見つかった?」

長田 「受付で困ってた」

香村 「君の事?」

山咲 「はい、今日付で出向となりました警視庁警備部特殊急襲部隊から来た、山咲渚巡査部長です。お願いします!」

長田 「へぇ〜君、SATから来たんだ」

香村 「よろしく、隊長の香村桜だ」

長田 「隊員の長田真実だ、仲良くしよーぜ」

香村 「机は空いている席を使って良いから、荷物を置いたら隊長室に来るように」

山咲 「分かりました」

長田 「君、本当にSATから来たの?めっちゃ顔イケメンだし、体もそこまで大きくないし髪色灰色だし」

山咲 「僕以外の隊員は大体ゴリラですよ、なんか筋肉が付き辛いんですよね、それに髪は地毛です」

長田 「へぇー以外」

山咲 「長田さん、隊長室ってどこですか?」

長田 「右隣の部屋」

山咲 「ありがとうございます」

長田 「いってらっしゃい」

………

そうして俺はそのドアをノックした

………

コン、コン、

香村 「入れ」

山咲 「失礼します」

中村 「へぇーこのヒョロガリが新隊員か?」

赤谷 「会うのは久しぶりだね君とずっと会いたかったんだよ、」

山咲 「え?どこかでお会いしましたっけ?」

赤谷 「覚えてないの?君は私のナイト様だよ?」

中村 「あ?」

赤谷 「オメーじゃねぇーよ」

中村 「おぉ怖」

山咲 「すみません、思い出せなくて」

赤谷 「悲しい」

香村 「私語はそのぐらいにしろ」

香村 「山咲、お前はなぜ出向されたか分かるか?」

山咲 「いいえ」

香村 「正解はお前が能力者だからだ」

山咲 「え?」


山咲「俺が能力者?」


To be continued

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る