応援コメント

3 イランカラプテのノート」への応援コメント

  • 「ネズミが酒を造って烏が死んじゃう話とか」
    →足寄ではそうなっていましたか?
     この口頭伝承では鳥が酒宴を開いた際に、カラスがふざけて糞を酒に入れてしまい、周りから暴行を受けたので、トガリネズミが助けを呼びに奔走したが、戻ってきたときにはカラスが殺されていたとなっていることが多いですね。

    「オイナ(神謡)とかユカㇻ(叙事詩)って言ってた気がする」
    →これも足寄ではこう訳すのでしょうか?
     研究上の訳し方については、長くなるので割愛します。

    作者からの返信

    ご指摘ありがとうございます

    セジがいう、カラスが死んじゃう話、の内容については、夷也荊さまがご指摘のとおりです。あまりにもざっくり省略したため、ネズミの酒が死因のように伝わってしまったなら申し訳ありません。セジは記憶力が高いけれど、ざっくりした性格で、そのあたりのアンバランス差を考えるとこのような感じのセリフになりましたが、事実と違うのでは、というひっかかりを残すのであれば削除するか書き換えた方がよいかもしれませんね。ありがとうございます。

    オイナ、ユカラについては、北海道民族学会が用いている表記を採用しました。ここではストーリー進行に深くは関わらないので、伝承の区分を細かく注釈することはさけました。ルビ位置に配置したために短く意訳されているものを採用したのですが、万が一書籍化などがある場合には、枠外注釈が適しているだろうと思います。

    http://hes.official.jp/images/kaishi_pdf/15/15-04-sakaguchi.pdf

    編集済