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2024年12月16日 19:38
虹乃ノランさまこんにちは。このお話もまた一日ずっと世界から抜け出せず、動揺したままです。「おれと結婚しねえ?」と尋ねたセジの言葉が幼いままどこにも行けない彼の心の痛みであるなら、顕花さんの湯舟に飛び込んできたのも、同じく、男としての興味で包まれた母にすがりつこうとする幼子のあがきなのでしょうか。見られたこと、尋ねてもらえなかったことに顕花さんは傷つき、見てしまったこと、傷つけてしまったことにセジも傷つき、どうしてこうならなければならなかったのかと、ひたすら苦しいです。
作者からの返信
おはようございます。毎話、大変長いにもかかわらず、最新話を追いかけてくださり光栄です。この小説は、某賞の講評(別作品)にて「作家としてどうしてもこれを書かなければいけなかったのか、それがどうしても見えてこなかった」とかかれたことに対する、今の私のアンサーでもありました。今しか書けないことを書こうと思い筆をとりました。少し長い話になりますが、半分は過ぎました。ふたりがどうなるのか、見届けていただけたら、とてもうれしく思います。いつも丁寧なお言葉を、本当にありがとうございます。
虹乃ノランさま
こんにちは。
このお話もまた一日ずっと世界から抜け出せず、動揺したままです。
「おれと結婚しねえ?」と尋ねたセジの言葉が幼いままどこにも行けない彼の心の痛みであるなら、顕花さんの湯舟に飛び込んできたのも、同じく、男としての興味で包まれた母にすがりつこうとする幼子のあがきなのでしょうか。
見られたこと、尋ねてもらえなかったことに顕花さんは傷つき、見てしまったこと、傷つけてしまったことにセジも傷つき、どうしてこうならなければならなかったのかと、ひたすら苦しいです。
作者からの返信
おはようございます。毎話、大変長いにもかかわらず、最新話を追いかけてくださり光栄です。この小説は、某賞の講評(別作品)にて「作家としてどうしてもこれを書かなければいけなかったのか、それがどうしても見えてこなかった」とかかれたことに対する、今の私のアンサーでもありました。
今しか書けないことを書こうと思い筆をとりました。
少し長い話になりますが、半分は過ぎました。ふたりがどうなるのか、見届けていただけたら、とてもうれしく思います。いつも丁寧なお言葉を、本当にありがとうございます。