第24話

正に、森林。



普通ならまず、目にする事はないだろう見事なまでの森と林。



―――こんな“超”がつくほどのド田舎にある、しかも山の奥深い場所だなんて思ってなかったわけなんだけど。



“山の奥深い場所”なんて言うと聞こえは良いけど、早い話が“山奥”だ。



現代社会から遥か時代を遡っちゃったんじゃないかと思ってしまうほどの山奥だ。



大丈夫なの!?こんな急坂登れるの!?とハラハラするほどの山道を、場違いな白塗りの高級国産車が這い登り、これって俗に言うケモノミチ!?獣の道だよね!?と度肝を抜かれるような道なき道を走り続け。



辿り着いたそこは、一面に開かれた別世界。

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