『妖精王の娘~私が妖精界へ行くことになった長い理由(ワケ)~』

【ジャンル】現代ファンタジー 【完結済】97,967文字

【作品URL】https://kakuyomu.jp/works/16817330657985471297

【あらすじ】

 「レイラ、君を迎えに来たよ。

 さぁ、一緒にパパの国へ帰ろう」


 校庭一面を埋め尽くす花畑の中、

 黒い髪に浅黒い肌、黒いスーツに身を包んで立っているその男は、

 まるで悪魔のようだった。


 もうすぐ16歳を迎えようとしていた【花園はなぞの 麗良れいら】の前に、突然、麗良の父親を名乗る男【ラムファ】が現れる。

 ラムファは、自分を妖精王だと名乗り、不思議な力を使って、麗良を《妖精の国》へ連れて行こうと画策するが、今まで自分に父親はいないと信じて生きてきた麗良は、ラムファを拒絶する。

 しかし、幾度もラムファに助けられ、少しずつ心を開いていく麗良。


(悪い人ではない)


 そう思いつつも、麗良がラムファの手をとることが出来ないのには、ある理由があった。

 麗良には、密かに想いを寄せる人がいる。

 それは、華道家である祖父【花園 良之】の花弟子である【青葉】という男性で、

 幼い頃から麗良が歳の離れた兄のように慕っている相手だ。

 でも同時に、その【青葉】が自分の母親である【胡蝶】を想っていることも分かっている。


 そして、麗良を狙う謎の組織の影。

 果たして、麗良が最後に選ぶ道は――――?

 ミステリー要素を孕んだ、少し切ない恋愛ファンタジー。


【コメント】

 2023年度ノベル大賞一次選考通過した作品です。

 ……二次で落ちたけど( ´Д⊂

 選評では文章がA、構成がBで、Cが一つもなかったのに落選したという謎。

 そのうち続きを書きたいです。

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