応援コメント

オープニングの変更点の解説」への応援コメント

  • "少年二人が良くわからないけどお別れするシーンというだけの感想にしかならない"

    私が変な行間読みすぎるせいで、心理的にダイナミックな場面に勝手に作り替えていたようです……申し訳ない

    "梶野カメムシさまからは"

    読者層の違いですねこれは……驚きです

    "これも梶野カメムシさまからのアドバイスなのですが「心理描写を省く」"

    まさか、"ばらばらにするような勢いで机を叩いた"的な、行動で心理描写することも抜け……と?まさかな……むーしかし私は文学を嗜む者。物語に猫が現れ、主人公が話しかける時点で代理的な心理描写、周囲に友人いても本音が言えないような孤独を感じてる、と作者の意図をくめる人間……まさかな……読者層ってこんなに違うのか……


    "下手な心理描写は邪魔にしかなりませんよね"

    読者層の違いがえぐい!あなた様の得意は絆がある人物間の心理描写!


    "作者は2人のこれまでを知っているので、あの2人が袂を分かつなんて! とすぐに思えるのは理解できます"

    やはり私が行間読みすぎか……?となるとあまり私の考えは創作のために受け入れない方が良さそうですよ


    "千日越エルさまの仰る通り、読者にとっては"

    このあたりの設計は改稿前だと前面に出てて、後では戦闘シーンで蓋をする感じでしたね!やはり、両方の良さを合わせた方が二重構造的で良さげ……?と変な読者は思いまする笑



    "「せっかくアドバイスしたのに……」"

    上手い立ち回りが求められそうですね!怪力の人物が神様に勧められた右方向に行っていると、ぶち当たる壁が、繊細な手先を要求してくる鍵付きの障害で、別れた道の逆が力任せに壁を破れる障害、なんてことあるだろうと思いますので、ですが、神様、見てますからね!でもみてるのは行動だけですからね!神様は心のうち、その怪力の人物が何がためにその道行くのかなんて興味ないこと多いですからね!

    あなた様の考える面白さ、聞いてみたいです!


    あとまた席外れます……後ほど!

    作者からの返信

    何度もコメントありがとうございますっ。


    >私が変な行間読みすぎるせいで、心理的にダイナミックな場面に勝手に作り替えていたようです……申し訳ない

    こちらについては、読者さまから頂いたコメントですので謝られる必要はありませんよ。
    同じ作品を読んでも、人によって感想が違うのは当然の事ですから。


    >行動で心理描写することも抜け……と?まさかな……

    こちらは少し誤解があるように感じます。
    梶野カメムシさまが仰られたのは「オープニングについてのみ」の話であって、決して「小説に心理描写は必要ない」などといった暴論は説かれてはいません。


    >読者層の違いがえぐい!あなた様の得意は絆がある人物間の心理描写!

    心理描写を、私の長所とお褒め頂き光栄ですっ。

    オープニングから心理描写を省いた理由は、1つ前のコメントでお答えした通りです。
    何も、「作品全体から心理描写を省こう」なんて思っていませんよ。


    >あまり私の考えは創作のために受け入れない方が良さそうですよ

    いえいえ、私は本当に素人の未熟者ですので、どんな意見でもありがたい限りです。
    もちろん、受け入れられない考えもあるかも知れませんが、そこは取捨選択させて頂きますので。


    >両方の良さを合わせた方が二重構造的で良さげ……?

    そうですねぇ。ここまで多くの方が「【旧版】の方が良かった」と仰られましたが、その理由のほとんどが「ユーキが悪役に見えてしまう」のが原因のようです。

    そこを解消する為には【旧版】のように「何か事情がある」のだと匂わせる必要がありそうですね。


    >"「せっかくアドバイスしたのに……」"

    ここは、「みんなと違う意見もありがたいですよ」という事を述べただけですのであまり深い意味は……。


    >あなた様の考える面白さ、聞いてみたいです!

    「私の考える面白さ」ですか……。
    けっこう雑食なので、ラブコメでもファンタジーでもヒューマンドラマでも、色々と読むので「一貫した、明確な面白さの定義」は持ち合わせていないんですよね。

    ですので曖昧な定義となってしまいますが、「理解と共感」が重要だと思っております。
    特に「理解」は、「物語を楽しむ為の大前提」であると考えています。

    「状況の理解」「心理の理解」「行動の理解」など、これらが正常に出来なければ「物語を楽しむ事は不可能」だと考えています。
    まぁ、全てを理解するのは不可能なので「説明や描写の取捨選択」は行いますが。(説明ばっかりの作品は面白くないですしね)

    そして「共感」ですが、主に主人公ですね。(もちろん他のキャラの共感性が高い事に越した事は無いと思っておりますが)
    私は作品を読む際に「その世界に入り込む」ので、「共感できないキャラの作品は面白くない」んですよ。

    だから逆に「キャラの行動原理に共感できると面白い」と感じます。
    特に面白いと感じるのは「選んだ道が間違いなのは分かり切っている。それでも、その道を選ぶしかない」と共感してしまった時ですね。
    「自分から地獄へと歩みを進めるキャラ」を見てしまうと「なんでそうなるっ⁉」という気持ちと、「気持ちは分かるけどさぁ……っ」という気持ちで心がズタズタになります。

    「キャラの心からの嘆き」に共感できる作品が、私の考える「面白い作品」ですね。
    ……ただの好みの話になってしまいましたが。


    最後は長々とスミマセンでしたっ!

  • こんにちは。失礼ながら初めて読みました。いつもの感覚で、あまり深い考察などはせずに読んだ結果として、めちゃくちゃ個人的な好みで勝手なことを言うので話半分に読んで頂ければ幸いです。

    まず私は改稿版派です。
    旧版と比して動きがあるからです。
    私は動きがなくても会話ベースでキャラの掛け合いがあればいいと考えていますが、旧版はよく分からない2人がよく分からない言い争いをしているという印象でした。

    この「よく分からない」というのは作者にとっては心外かもしれませんが、読者にとっては昔からの親友としか情報がないのです。もう少しキャラ付けや背景がほしい。初回からあまり説明過多だとくどくなるのでバランスが難しいところですが…。
    これは改稿版にも言える点で、どういう人物であるのか多少の肉付けは欲しいと感じました。

    さらに、2人が袂を分かつ謎ですが、物語的にはすぐ明かすわけにはいかないというのは分かります。ですが、何かしらの匂わせすらないのは置いてけぼり感がありました。関係する過去の記憶が一瞬過ぎるとか、葛藤する心理描写を挟むとかで、より「どういう事情なんだろう?」と引き込めるのではと思います。

    作者は2人のこれまでを知っているので、あの2人が袂を分かつなんて! とすぐに思えるのは理解できます。
    ただ、読者的には登場したばかりの旧友らしい2人がケンカ別れをしたところでさほど興味は惹かれません。2人に思い入れがあって初めて、あの2人が? となるのではないでしょうか。

    ですので、例えばですが、身寄りがなく家族同然に暮らしていたとか、共に冒険して強大な魔物を幾度も倒したとか、そういう多少の掘り下げがあると親友という言葉に説得力を持たせられますし、別離の重要さを際立たせることができるのではと素人ながらに思いました。

    ……で、すみません、ところどころ主語がでかかったですね。読者=私です。
    他の方の感想とぶつかる点もあるでしょうし、この辺でやめときます。
    もっと書きたいことあるけど、めっちゃ長くなってしまった…。

    作者からの返信

    千日越エルさま、お久しぶりですっ。
    ご意見、ありがとうございますっ。

    まずは改稿派という事で、ありがたいご意見です。
    【旧版】は動きが全くありませんでしたからね。そこを褒めて下さったのは素直に嬉しい意見です。

    そして、今までの企画でもよく言われていた「よく分からない2人」という意見ですが、実は私にとっては心外ではないんですよ。
    千日越エルさまの仰る通り、読者にとっては情報がほとんど無い状態で「2人が別れる」という事しか分からないので「よく分からない」と思われる事自体は問題ではありませんでした。

    問題なのは、「読者がそれを問題視している」という事ですね。
    私としては本編の始まる第1話から、ユーキとアレクの絆を深めていき、ふとした瞬間にオープニングを思い出して「こんなに仲の良い2人が、どうしてあんな事に?」と思って頂くのが狙いでした。

    ですが多くの読者さまはそうはならず(そう思って下さった読者さまもいらっしゃいますが)、「あのオープニングは結局なんなの?」という事になってしまっているように感じます。

    これは千日越エルさまの仰る「別離の重要さ」をオープニングでは語らず、後に持ち越すという手段を取った弊害ですね。
    もう少しオープニングで、2人の関係を語る表現などがないかを熟考してみますっ。


    こういったご指摘を下さる場合、主語が「読者」となってしまうのは分かりますので大丈夫ですよ。
    私も『激辛批評』ではよく「読者」と言ってますし。

    他の方のご意見とぶつかるのも、私としては色々な意見が聞けてありがたい事です。
    何より、同じ意見ばかりだと方向性が固まってしまいますからね。

    最終的にどうするのかは作者である私次第ですが、みんなが「右がいい」と言っているのに私だけが「左を選択」してしまうと、意見を下さった方々も「せっかくアドバイスしたのに……」と思ってしまうかも知れません。
    色々な意見があればこそ、私も自由に取捨選択がしやすくなりますね。

    ともあれ、大変貴重なご意見ありがとうございましたっ。

  • おそらくは最難関であると思われる「オープニング」も、改めて読み直してまいりました。先に述べましたとおり、私は【旧版】の方が好みでございます。今回は、私が【改稿版】よりも【旧版】を推す理由をお伝えさせていただきたいと思います。

    まず第一の理由は、【旧版】では「読者のユーキへの好感度」が下がらないといった点ですね。ここから物語を引っぱっていくユーキが嫌われた状態では、なかなか読者はついてきてはくれないのではないかなと。【旧版】ではアレクが自分勝手にも見えますが、明らかに深い事情があることを察することはできますからね。アレクの好感度が下がることもないのではないかなと考えます。

    第二の理由は、【改稿版】の方には、タイトルにもあります「嫌い」という言葉が出てこないといったものですね。私自身は「タイトル回収」にはあまりこだわらないのですが、数々の批評や感想を拝見するに、多くの評者さまが「タイトルが回収されているか」を見ておられるようです。いずれ「嫌い」は登場するのだとは思うのですが、やはり「決別」のシーンにおいても「嫌い」は欲しいと感じました。

    そして第三の理由は、【旧版】には〝2人の目的はまだ果たされていない。既に目的の為に代償も支払った後だ。その犠牲を、決して無駄にはできない。〟という文章が入っていたことですね。これがあることによって、この別れは単なる「追放」ではないんだということを察することができました。

    上記の文章を頭に入れたうえで【改稿版】を読みますと、たしかに「ユーキはアレクを守るために、願いを叶えさせないようにしている」と受け取ることができます。おそらく願いを叶えることによって、アレクに災いが降りかかるのでしょう。
    単純に「死ぬ」というわけではなく、たとえば「最も大切な人を失う」や「化物に変わる」などといった、周りを巻き込む系なのだろうと推察します。ですが、私がこのように好意的に読み取ったのは、【旧版】の件の文章が記憶にあったからに他ならないんですよね。したがって【改稿版】の方にも、それに類する一文があれば良いのではないかと感じました。要は「ユーキにも事情があるんだ」といったものですね。


    やはり皆さまのコメントを拝見するに、ユーキの好感度を第一に考えておられる印象です。もちろん、私自身もです。〝主人公のユーキに特徴がなく、魅力がない〟と仰られていたのですが、少なくとも私には、旧版のオープニングや第1話だけでも彼の魅力は充分に伝わってまいりました。だからこそ、彼が嫌われてしまうのは忍びないと感じてしまったわけですね。もしかすると、今後の読者さまからは「ユーキがどんな感じに〝闇堕ち〟するのか楽しみです」といったコメントも寄せられてしまうかもしれません。あくまでも私の感覚ですと、これは不本意な感想なのではないかなと。

    ちなみに私が感じとったユーキの魅力は、「正義感が強い」「年齢の割に達観している。つまりは決断力があるのだと感じる」「家事などが得意。おそらくは面倒見も良く、仲間思いであることが推察できる」「ガサツな言葉遣いとは裏腹に思いやりがあり、心優しい性格である」といったあたりですね。この最序盤だけでこれだけの情報が読み取れます。主人公としての魅力も適正も、充分ではないでしょうか。


    こうして改めて理由を挙げてまいりますと、ユーキに対するフォローさえあれば、【改稿版】の方がインパクトもあり、掴みとしては最適ではないかとも思えるようになりました。やはり主人公が嫌われるリスクは極力避けるべきではないかと考えますね。私が代表作を投稿する際にも、酷評動画などのコメント等で「主人公が敬語を使わない。タメ口で話してるだけで読む気が失せる」などと言われており、主人公の好感度管理に大変苦労した経験がございます。せっかく改稿されるのであれば、この「地雷」をわざわざ踏む必要はないのではないかと考えます。

    こちらも読者の一つの意見として、お納めいただけますと幸いです。
    こうして作品について真剣に考えることは、私としても楽しかったです。貴重な経験の機会をくださり、本当にありがとうございます。

    作者からの返信

    幸崎 亮さま、本当に何度もありがとうございますっ。
    クドいかも知れませんが、何度でもお礼を申し上げますっ。

    オープニングは、正直に申しますと予想外でしたねぇ。
    まさかここまでハッキリと「【旧版】の方が良い」と言われるとは……。
    それも幸崎 亮さまを始め、皆さんが仰られるように「ユーキの好感度」が問題なのだという事ですね。

    確かに、「初対面での印象は大事」と言いますからねぇ。
    【改稿版】のオープニングを見て、第1話のアレクのシーンから、ユーキのシーンへと移っても「こいつがアレクの敵か」ってなりますよねぇ。
    ユーキが闇墜ちする予定はありませんし、例えのようなコメントを言われたら困惑してしまいますねぇ……。

    そしてまとめて下さった結論からすると、「ユーキの事情」などのフォローがあれば【改稿版】は悪くないと……。
    なるほど。そこさえ上手く出来れば、他の方々も同じように言ってくれそうな気がしますね。

    そちらの方向性で考えてみようと思いますっ!


    あと、「ユーキの魅力」を取り上げて下さってありがとうございますっ。
    ほとんど仰る通りでビックリしました。
    予想外のキャラデザインを目指した訳ではないので、ある程度は予想しやすいかとは思いますが……。
    それでもこれだけユーキの特徴を正確に挙げて下さったのは嬉しいですね。


    私などの作品に、ここまで手間と時間を割いて頂いて本当にありがとうございましたっ。
    幸崎 亮さまたちのアドバイスを受けて、多くの読者さまが「面白い」と言って下さるような作品を目指して頑張りますっ!