応援コメント

【改稿版】第1話 「この日、2人の英雄は出会った」(仮題)」への応援コメント

  • 【旧版】と【改稿版】を拝読させていただいての感想となります。

    こちらに関しては、【改稿版】の方が好みですね。以前の第1話と第2話がまとまっていることで、いきなり始まった〝『英雄王ローランドと7つのリング』〟がユーキとアレクを繋いでいることを察することもできますし。個人的にはクララの父はいい味を出していたとは思うのですが、旧版を読んでいない前提であれば【改稿版】の流れの方が、無駄がないとは思いますね。

    ひとつ引っかかりがあるとすれば【 そのあまりにもタイミングの良い登場にアレクは(まるで物語の中の英雄みたいな登場シーンだな……)と、思ったのだった。】の部分は、「登場に」のあとにも読点があると読みやすいかなとは感じました。前半に関しましては、ほぼその一点ですね。


    後半部分に関しては、父・サイラスとユーキの会話の中で特に印象的だった〝毛〟の話が残っていたのが嬉しかったです。こうした会話は是非とも残しておいてほしいですね。

    また、サイラスの〝兵士〟という仕事に関しては、特に引っかかりを感じませんでした。たしかに日本基準であれば「まだ子供が小さいのに」とは思うでしょうが、私は異世界が舞台である場合には、そうした日本基準は一旦除外しております。それでも「日本」がよぎってしまうとするならば、理由は〝ユーキ〟という日本人的な名前のせいでしょうか。【旧版】にあった〝公園〟の描写が、妙に日本の公園チックだったことにも由来していたと思われます。こちらに関しては、現在は是正されておりますね。

    カクヨムは親世代のユーザーが多いためか、たしかに「親キャラ」に向けられる視線は厳しいんですよね。私も〝ある方〟から、「ヒロインの両親が病気のヒロインを放置して出かけたのが気になった」などといったコメントを頂戴してしまったことがあります。その方のエッセイなどを拝見するに、やはりお子さんのおられる方でした。

    これ以上「兵士にならざるをえない」ことを理由付けするならば、「昔の仲間や上官的な人物からのスカウトがあり、どうしても断れなかった」、もしくは「ユーキのために絶対に必要な〝なにか〟が得る機会であった」などと匂わせるくらいでしょうか。子供のために、子供と一緒に過ごす以上の〝なにか〟があれば良いのだと思われます。それでも納得しない方はしないですので、無理に設定をいじる必要もないかと存じますね。少なくとも私は、現状でも充分であると感じます。


    今のところは、このような感じでしょうか。
    また何か思いつきましたら、空いているコメント欄か近況ノートへお知らせいたします。改稿は大変ですが、心より応援しております。

    作者からの返信

    幸崎 亮さま、何度も濃密な感想を下さってありがとうございますっ!

    こちらは改稿が良い方向に向かっているようで安心しましたw。

    引っ掛かりを感じて下さった読点に関しては、付け加えさせて頂きました。
    これくらいなら、今変更しても問題はないと思いますので。
    確かに仰る通り、読点があった方が良いですね。

    サイラスの性格などは、出来るだけ早く見せたかったので「毛の話」は外せませんでしたw。

    「兵士になった理由」ですが、創作をする際、特に異世界ファンタジーなどは「どこまで日本の常識に合わせるか?」は命題ですね。
    「創作だから」「異世界だから」で説明は付きますが、「読者のほぼ全ては日本人」ですからね。
    ただ私は、なるべく「そういう設定だから」とは言いたくはないですね。

    「カクヨムは親世代のユーザーが多い」というのは盲点でした。確かに「30代が一番多い」とは聞いた事がありますね。
    やはり自分が子持ちだと、物語の中でも子供が気になりますものね。(ちなみに私は独身。子なし)

    そして「昔の仲間や上官的な人物からのスカウトがあり」というのは、まさしくそのままです。
    ただ、断れなかったのではなく、この世界における冒険者が「不安定な職だから」というのが大きいのですが……。
    こちらについては、上手く組み込めるかどうか検討しますっ。(短文でまとめられれば良いのですが、説明がクドくなってしまうようなら不採用となるかも……)

    本当に何度もありがとうございますっ。
    応援に応えられるよう、精一杯頑張りますっ!


  • 編集済

    この話はダイエットしたことで同じ場面が近くなり、繰り返し感が気になってしまいました。

    >アレクが考え立ち上がろうとした時だった。
    自分ならここでアレク視点は終えてしまうでしょうか。キリがいいと感じます。

    >「ほらほら、頑張らないと取り返せないっスよー」
    >「のろま! さっさと投げろよっ!」
    ユーキ視点だといじめっ子と多少距離もあるでしょうし、セリフの繰り返しが気になってしまうので、何やら外で争うような声が聞こえる…みたいに地の文で処理してよい気がします。

    (追記)
    お互いに英雄、主人公という印象を抱くのが重要ということですね。
    〜立ち上がろうとした時だった。一人の少年がまるで物語の中の英雄のように現れたのだった。
    みたいな文章に圧縮すればよいかなと個人的には思います。
    「アレク側と状況がリンクしている」については、「やめるんだっ!」でも分かるかと思ったのですが、好みの部分もあるかなと思います。

    作者からの返信

    こちらにもご意見くださって、ありがとうございますっ。

    >アレクが考え立ち上がろうとした時だった。
    ここは、「アレク側から見たユーキ」が欲しかったのですが、いらないですかね?
    実際、削るべきか迷っているのですが。

    >「ほらほら、頑張らないと取り返せないっスよー」
    >「のろま! さっさと投げろよっ!」
    ここは読者に「アレク側と状況がリンクしている」という事を分かりやすく伝えたつもりだったのですが、地の文で処理して伝わりますかね?

    2点とも、どうすべきか再考してみます。
    (考えた結果、変わらないかも知れませんが)


    【追記】
    前者については「見せ方を変える事も出来る」という事ですね。
    なるほど……。考えてみますっ。

    後者については、確かに好みによって変わりそうですね。
    察しの良い読者なら「冗長」だと感じてしまうかも知れません。

    編集済

  • 編集済

    改稿お疲れ様です。
    私も自作をよく改稿する癖がありますので、とても興味深く読ませていただき、勉強になりました。
    面白かったです。

    文章のダイエットについて、僭越ながら拝読した感想を述べさせていただきますと、
    「もうちょい削れんじゃねえかな」
    という印象です。

    まだ絞れるところがあるんじゃないか、ボルコム先生ならもっとキレキレに出来るのではないか。
    そう期待してしまいます。

    まだまだ改稿ロードの入り口付近かと思いますが、心より応援申し上げます。

    がんばれ! ボルコム先生! 


    追記
    昨晩、もうちょい削れると申し上げてしまった手前、言いっぱなしではいけないと思いまして、本当に余計なお世話かとは存じますが、勢い余って私なりに改稿版をさらに改稿しましたところ200字ほど絞れました。

    今日になって冷静に考えてみると大切な我が子も同然の作品に他人が勝手に手を入れるなどとんでもなく失礼かもしれません。
    また、キャラクターの解釈違いや削るべきでない部分を削ったりなどの問題はあるかと存じますが、ボルコムさんの作品を少しでも良い物にしたいとの情熱に心動かされ、もしかしたら作者本人様からだと逆に見辛くなっている部分などの気付きの一助になれれば幸いと思い直しましたので、僭越ながらご報告いたします。

    下書き状態のブツは手元にございますので、もし別バージョンの改稿版に興味をお持ちでしたら仰って下さいませ。
    その際は近況ノートの方に下書き共有のURL を記載いたします。

    作者からの返信

    司馬 ばん様、ありがとうございますっ。

    「もうちょい削れんじゃねえかな」って……マ、マジですかっ⁉

    大幅な改稿はこれが初めてなので、本当に入り口ですっ。
    まだ走り始めたばかりなので、弱音なんて吐けませんねっ!
    頑張りますっ!

    ……ただ、「先生」はおやめ下さい。流石に照れくさいです。
    できれば「さん」でお願いしますw。