episode 4.北のエライ人(受)✖️ 南のエライ人(攻)

 三十八度線、非武装地帯の傍にあるホテルの一室で二人は抱き合ったまま、ベッドに倒れ込んだ。

「ジョンユン、逢いたかった」

「俺もだ、ソンチョル」


「何で俺たちこんなにコソコソして逢わないといけないんだろな」

 ジョンユンは短く太い腕でソンチョルを抱きしめた。


「それは君がいつまでも意地を張ってるからだろ?」

「今更北南融和なんて言い出せないよ」


「もっと早いタイミングもあったのにな」

「もう遅い」

 ジョンユンはソンチョルの胸に顔を埋めた。

「俺にはお前だけだ」


「最近、プータンと仲良くしているようじゃないか」

「仲良くなんてしてないよ、あれは策略さ、何だ妬いてんのか」

 ジョンユンは顔をあげてソンチョルを見つめた。


「プータンはマッチョだもんな」

「マッチョなんて興味ない」

 二人は互いの服を脱がせ合って生まれたままの姿になる。


「ああ、久しぶりのこの腹肉」

 ソンチョルは、ジョンユンの腹をまさぐる。

「美味そうな腹だ」

「ねぇ、それ褒めてる?」


「もちろん褒め言葉だよ」

 ソンチョルは腹肉に歯型を残す。

「あん‥‥」


「ジョンユンは可愛いなぁ、この黒電話のような髪、なんて可愛いんだ」

「ねぇ、それ悪口じゃない?ほんとに褒めてる?」



 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ちょっとこの方は怖いのでここら辺でやめときます。大分県にミサイル落とされたら困るので。

 ていうか、オチを考えつかなかった💦

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