第3話妊娠、出産、初孫
結婚が、33歳だったので、妊娠は、早いほうがいいと思っていたら、妊娠しました。丁度 夫の家に呼ばれたので早速報告した所、F代は初孫にもかかわらず言った言葉は「私は孫の面倒とか見いひんし、だいたい子供好きちゃうし、よく知り合いが孫、孫 言うて、すぐ大きなんのに 高い服買ってあげたり ほんまにアホやと思うわ。私はそんな愚かな事せんから期待しんといてな」とバッサリ言い放ちました。別におめでとうだとか、しんどいけど、頑張りやとか、期待していたわけではなかったのですが、あまりにも心無い言葉に閉口してしまいました。(もうこの人には子供の事は何も言うまいと心に決めた瞬間でした)
この頃気が付いたのですがF代は超ドケチというか、倹約家で、家に訪ねて行っても、お茶の一杯も出さない、私の両親が挨拶に行った時も菓子のかけらも出さない人で、家の両親も呆れると同時に、(こんな所に嫁いで娘は大丈夫だろうか)と心配していました。
それからも毎日、電話をしてきては、義父、息子の悪口から始まり 「私は他の姑と違うから、孫、孫言わへんから、あんたも気楽やろ」と、あくまで 自分の行為を正当化するのです。
夫の就職もまだなので、このままでは、ダメたと実家の母が洋裁の仕事をしていたので、ミシン掛けを習い実家で母と仕事をすることにしました。すると、家に電話してもいないので、実家にまで、追いかけてF代から電話をしてきました。
息子も仕事しないので、私が仕事を始めた話を、ちっよとイヤミですると、ヘラヘラと笑い「あんたも、男に恵まれんなー。まあ、女は苦労するもんや しゃあないわ。家の息子と結婚したのが運のつきやと諦めてきばりや。」とまるで他人事。
しかも、いつものように悪口三昧。2時間、無駄にしました。
私は、仕事をしながら臨月を迎え、明け方陣痛がきて、病院へ。
夫、初産ということもあって、実家の父母も来てくれました。思ったより、安産で長女が誕生しました。
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