Episode2日向の名に懸けて!

「日向はさぁなんで俺たちを誘ったの?」


「なんか一人で寂しそうだから」


一尺八寸が納得しかけたとき須永が言った


「ほっ本当にそういう理由何ですか?」


「え?」


「なんかちょっと嘘っぽく感じて…本当にその理由だったらごめんなさい!」


日向はすっかり黙り込み考え始めた、そして少しの間を置いたあと


「実はね無理やりやらされたんだ…最悪死ぬ覚悟も出来てたし…」


「死ぬとか物騒なこと言うなよ!でもそうなると納得できるな… 」


「やっぱり驚いたよねまさかヤンキー集団のリーダーが女だなんて…」


「そうじゃなくて俺は白夜のリーダーはとてつもない巨漢だと聞いたからな」


「実はねもともと兄の白夜がリーダーはだったんだけどある人物と揉めてから全部私に押し付けてきた。もしリーダーを辞めたかったら須永と一尺八寸を連れてこいと」


「自分の名前をチームに使うとかとんでもないナルシストだな」


「でも普通なら無理ゲーだったのに何か行けちゃったんだよねー」


少しの間が空いたあと一尺八寸が言った


「よし……白夜倒すぞ!」


「え~!?ぼっ僕たちに出来るんですかね~」


「須永なら行けるだろ!出発ー!」



古びた廃ビルに一人の男がいた


「おい!お前が日向白夜か!」


するとまるで力士を思わせる風貌の男がいた


「何だお前は…千冬!?本当に連れてきたのか!?」


「何か結構あっさり承諾してくれた」


「ふん、まあ連れてきたところでリーダーは辞めさせないからな 」


すると一尺八寸が声をあげた


「なんでそこまでして千冬さんをリーダーにしたいんだ!」


「簡単に言うと責任逃れだ!」


自信満々に言っているが絶対に誇れるようなものではない


「たがひとつ条件をやろう」


「俺と喧嘩で勝ってみろ」


すると一尺八寸に白夜は思いっきり飛び付き壁まで吹き飛ばした


「いてーな豚!」


「俺の体重は130キロだ」


「戦闘力みたいに言いやがって」


一尺八寸は飛び蹴りをかました、しかし


「なんだこれ?これが最強ヤンキー一尺八寸か?」


そうして一尺八寸を軽々と投げ飛ばしてしまった


「こんなんじゃ駄目だな。おい!須永相手しろ」


(精神的にだいしょうぶかな…)


須永の方を見るととてつもない量の汗をかいていた


「やややっやってみます」


(本当に大丈夫か)


「大丈夫だ千冬!」


無理にカッコつけめちゃめちゃ緊張していた須永は白夜に強烈なローキックをかまし白夜は思いっきり転倒した


「うお!」


白夜の体系的に建て直すのは難しく地面に着く前に須永のアッパーによって一発OKされた


「うあ!やっちゃった」


「さすがに須永誠!やっぱつえーな!」


「そっそうかな?ありがと…」


「一尺八寸って自分が弱いって分かってやったの?」


「まぁ…そうだな」


「だとしたらすごいよ!あんな相手と戦おうとしてる時点で!」


「白夜に立ち向かおうとした一尺八寸も白夜を倒した須永も!ほんっっとうにありがとう!」


「でも私もリーダー辞めたらこの組織はどうしよう…」


すると一尺八寸が切り出した


「解散してもいいんじゃないの?」


「え?」


「だって無理に喧嘩しなきゃいいじゃん」


すると須永も


「そっそうですよ!千冬さんは別に僕たちみたいに喧嘩がしたいわけじゃない」


(多分喧嘩したいのお前だけだけどな)


「だから自分の道は自分で決めなきゃいけないんですよ!」


「…ありがとう二人ってさ優しいんだね」


「でも本当にどうしよ、、、」


「そっそういえば僕のところの花村くんがどっかのリーダーになりたいって言ってました」


「よしじゃあ花村を誘おっか」


「おう!」



花村を誘いに中野へいく電車の中で一尺八寸が話した


「そういえばさ白夜と揉めてた人物ってだれなんだ?」


「秋葉原を拠点にしている人と揉めててて…」


「近場だし聞いたことあるな」

(全然知らん)



秋葉原にて一人の人物が複数人とと戦っていた


「萩和議ハギーワギーなめんじゃねーぞ!金田!」


「金田?んだと?死ぬか!?」


すると相手を投げたあと追い打ちの蹴りを入れた


「覚えておけ俺は金田一浩かねだかずひろじゃなくて金田一浩きんだいちこうだ!」


「なに?金田一耕助?」


金田一は更に怒り膝蹴りを入れた後頭突きをかました


「暇だな…そうだ白夜をもう一回攻めてみるか」

そしてここから本格的に一匹狼たちの戦いが始まった

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2024年11月19日 00:00
2024年11月22日 00:00
2024年11月26日 00:00

Lone Wolves 中野震斗 @plutonakano

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