第2話 スライム

(ズリ‥ズリ‥)

そこには床をゆっくりと這いずる魔物がいた。

新たな魔物‥。とりあえず鑑定してみよう。


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スライム レベル:2

HP:10/10

攻撃力:3

敏捷:3

防御:3

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「おおっ!異世界の定番、スライムだ!やっぱりスライムなだけあって弱いな。俺でも倒せそうだ!」


そこで俺はスキル「気配遮断」を使用して近づいてみる。


「異世界初の俺の経験値になっておくれ〜♪‥‥そういえば俺ってどうやって攻撃するんだ?とりあえず噛みついてみるか。」


がぶり。

う~ん。ソーダのような清涼感ある味。うまい!

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スライムを倒した!レベルが2になった。「眷属召喚」でスライムを召喚できるようになりました。

スライムの短剣を手に入れた!

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目の前に宝箱が落ちる。


「おおっなんかいっぱいメッセージが来たぞ。レベルが2になった。スライムを召喚できるようになった。スライムの短剣‥?あぁ‥この宝箱か。」


とりあえず重要なのはスライムを召喚できるようになったってことだ。ステータスを見てみる。


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ミミック レベル:2

HP:35/35

攻撃的:7

敏捷:5

防御:15

スキルポイント:1

【スキル】

「眷属召喚」「鑑定」「気配遮断」

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「眷属召喚」を鑑定してみる。


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「眷属召喚」

倒した魔物を召喚できるようになる。

召喚した魔物は好きなように育成可能。

現在召喚可能魔物:スライム

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「おおっそういうことだったのか。ゴブリンのときは魔物を倒してないから召喚できなかったんだな。さらに‥召喚した魔物は育成できると。いいねぇ。」


「あぁ、そういえば宝箱が落ちたんだっけ。魔物を倒すと宝箱がドロップすることがあるんだな。見てみるか。」


目の前の宝箱を開けてみる。短剣が入っている。

「ほお〜‥水色に光ってて綺麗だなぁ。鑑定してみよう。」

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スライムの短剣

攻撃力が3上がる。初心者向けの武器。

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ふむ。とりあえず持っておこう。


「魔物を倒してレベルを上げ、ドロップした物を使い強くなる。いいじゃないか。異世界って感じだな!」


そこで俺は重大なことに気づく。


「魔物を倒すと宝箱がドロップする。ならば俺が召喚した魔物が敵に殺された時にあらかじめ使っていた気配遮断を解けば敵から見たら宝箱がドロップしたように見えるのでは?そして俺を開けようとした瞬間に‥!ガブリッ!」


「こっ‥!これは最強戦法なのでは!?にっしっし‥実験して見るか‥ニヤリ」





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