第7話

「ところでよ、爽大どこの中学に転校すんだよ?」



冷蔵庫にビールを取りに行こうとしてた俺に未來くんが尋ねて来て兄貴も「そういえばどこだ?」なんて首をひねってる。



「担任が手続き済ませてくれたんだけど……、なんつったっけ?……とう?とうどう?」


「藤堂中!?」



俺の言葉が終わる前に声を張り上げたのは未來くんだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る