第26話 "ハローチャレンジ"

何気ない会話をしながら学校に着いた。「昨日も居たのに懐かしいな。」と私が言うと「そうだね。私達は高校の記憶も有るからね。」と"奏"が言い、中央玄関に着き靴を履き替えて教室に向かうのだった。

教室に着くと夏暉が待っていた。「人の机で何してんだ?」と夏暉に聞くと「昨日お前が言い忘れてたハローチャレンジの紙を探していたんだよ。」と言うと「今日ハローチャレンジだったね。"優斗"ハローチャレンジ覚えてる?」と"奏"が言うので思い出そうとしていると夏暉が紙を見つけたのか私に見せてきた。そこには「"ハローチャレンジ" ※先生や他学年に挨拶し良い挨拶だった場合ポイントが貰える。そのポイントが一番多いクラスは賞状とトロフィーが貰える」と紙に書かれてあった。「おい日付今日なのか?」と私が質問すると「今日は一月二十八日だろ?」と夏暉が言うのでカレンダーのところに行き私は「マジか」と言葉を溢すのだった。


そんな会話をしていると「おーい、そろそろ席に着け。」と村田先生の声がしたので席に着くと「おい、吉田今日は何の日だ?」と村田先生は私に質問をしてきたので「ハローチャレンジの日です。」と言うと「そう言うことだ。今回も全学年の頂点を目指してお前ら頑張るぞ!」と村田先生はクラス全体の指揮を上げてから朝の会を始めるのだった。

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