"変わらない日常と過ぎ去る日々" 四章(中編)

第25話 "変わらない日常"Ⅱ

一通りの物事が終わり風呂場に向かうのだった。「義母さん。風呂入るね。」と依さんに言い着替えてから体を先に一通り洗い終え湯ぶねに浸かる。スマホを出し音楽を聴き始める。私は歌が好きだ。何もかも忘れられる歌詞の世界に入り込み歌い手の''想い''を感じれるからだ。まあそんなこんだで歌を流しながら明日の予定を考えるのだった。風呂から出た後依さんに出たこと伝え部屋に戻り少し勉強をしてから眠りにつこうとベットに横たわりスマホに充電器をさし瞳を閉じる。

「おい優斗起きろ。遅刻するぞ。」と依さんの声が聞こえた。ノックの音と共に「入るぞ。って優斗、お前泣いているのか?」と変なことを依さんが言うので「え、私泣いてる?」と依さんに聞くと「いや泣いてると言うよりは涙が溢れ落ちているだけかもな。」と言うので「まあ多分寝不足なだけだと思うよ。」と言うと依さんはスマホを見てから「そんなことよりもう時間だぞ。支度しないと間に合わねぇぞ。」と言いながら部屋を去っていった。依さんが去った後急いで制服に着替えて顔を洗いに行くのだった。

そおして学校の支度が終わりスマホを見て時間を確認すると「ピンポーン」と玄関の鐘がなると依さんは玄関を開け、「はーい。お奏か、ちょうど優斗の支度が終わったから呼んでくるわ。」と言い私は鞄を持ち玄関に向かった。「やっと来たか。それじゃ気を付けてな。」と依さんは言いわざわざ見送ってくれた。それを見て"奏"は「流石に昨日の今日だから大変だったよね。」と苦笑しながら言うので「ああ、疲れが溜まりすぎて昨日はスマホを触らずに寝てしまった。」とそんないつも通りの会話をしながら向かうのだった。

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