第19話 仲間との最後Ⅱ
教室に戻ると「お、優斗お前どこ行ってたの?」と友達の楓斗が聞いてきたので「飯を村田先生が買ってくれるって言ったかか買いに行ってた。」と言うと「マジか。村田先生って優しいんだ。そういやお前ヤバかったよ。お前急に立ち上がったと思ったら目から涙が出てたし悪い夢でも見てたか?」と言ってきたので「いや泣いたつもりはないんだけどな。」とそんな会話をしていると「お、吉田戻ってたんか。」と夏暉が言うので「さっき教室に来た。」と言うと「で、村田先生に何買わしたんだ?」と夏暉が聞いてきたので「あんま腹減ってなかったからフルーツサンドだけだよ。」と言うと「お前は女子か。」と楓斗が言ってきたので「なわけ。そういや次の授業って何?」と聞くと夏暉が「次は第一理科室で理科だ。移動だから早く行くぞ」と言うので「そういや第一理科室ってどっちだっけ?」と私が聞くと「こいつバカだろ。第一は中央階段の所だぞ。てか一校時行っただろ。」と楓斗が言ってくるので「あ、そうだった。」とそんな会話しながら理科室の中に入り、あの頃の班の場所に行くのだった。
席に着くと「お、記憶喪失が来た。」と爽秋が言うので「誰が記憶喪失だ。」と爽秋に言うと「お前以外誰が居るんだよ。てか頭でも打ったか?」と失礼なことを言ってくるので「んなわけ無いだろ。」と席に座ると「で大丈夫なのか?」と爽秋がわりと真剣に聞いてきたので少し笑いながら「大丈夫に決まってるだろ。」とそんな会話をしつつ「謙太ノート見して~」と私が言うと「書き終わったら良いよ。」と謙太が言ってくれたので待っていると「ノートぐらい黒板見て書けよ。」と爽秋が謙太のノートを見ながら書いているので「いやお前も見てるやないかい。」とそんな会話をしていると謙太が「はい、ノート」とノートを渡してくれたので「ありがとう」と言いながらノートを書いていると先生が「本日の授業はここまで。号令して終わりましょう。」と言って日直が号令をかけて理科室を出ようとすると奏がこちらに来て「帰り一緒に帰らない?」と聞いてきたので私は「良いよ。ならいつもの場所で待ってるよ。」と言うと奏は「うん。」と言うと廊下から「奏一緒に教室に戻ろう」と声が聞こえて奏は「じゃあ行くね。」と走って理科室を出るのを確認して私は「次掃除だっけ?」と謙太に聞くと「お前それも忘れたのか。掃除だぞ。」と謙太があきれながら言うので「まあ忘れることもある。」と言いながらほうきを取り掃除をしているとここの理科室の廊下の掃除を担当している先生が来て「お、やってるね。」と言いながらちょうど廊下と理科室の狭間の所に立ってこちらを見ている。と爽秋がやって来て「ちり取り持ってきたぞ。」と言ってゴミを集めて一通り終わったのを確認して爽秋が担当の朗先生に「掃除終わりました。」と言うと「今日も早いね。じゃあ終わろうか。」と言って爽秋が号令かけて班のやつらが教室に戻るのを見て歩こうとすると朗先生が「あれ優斗と爽秋今日静かじゃん。」と言うので「今日は疲れましたから朗先生にかまう体力がないんですよ。」と私が言うと「あ、朗先生、こいつ授業中に発作が起きたんですよ。」と爽秋が言うと朗先生は「ええ~、で優斗は大丈夫なの?」と聞いてきたので「大丈夫ですよ。」と言うと「なら良かった。帰りの会が始まるから早く戻りな~」と朗先生が言うので急いで教室に向かうのだった。教室に着くと村田先生がおり、「それじゃあ帰りの会を始めるぞ~」と言って帰りの会が始まり村田先生が色々と喋り会が終わる挨拶の前に村田先生が「今日もお疲れ様ですと。受験もあるので気を引き締めて勉強を頑張るように。日直が号令。」と言って日直が「起立、気をつけ、礼」と言ってそれぞれ帰るのだった。私も帰るために鞄を持ち中央玄関に向かうのだった。
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